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私がWEB3に飛び込んだ理由 〜Neo Tokyo Punksとの出会い〜

私がWEB3の世界にどっぷり浸ることになったきっかけは、2022年7月に出会ったNFTプロジェクト「Neo Tokyo Punks(NTP)」です。NTPの詳細については、別の方が書かれた素晴らしい記事を参照していただければと思います。その記事を書かれた方ともWEB3の世界で出会い、今ではエックス(旧Twitter)のスペース番組まで持つようになっています。

Neo Tokyo Punksは、コミュニティの動きが非常に活発で、参加者の経歴が非常に豪華なことでも知られています。正直に言えば、私が最初にこのコミュニティに参加したときは、その圧倒的な雰囲気に怖さすら感じました。

このNTPとの出会いは、私自身が調べて見つけたわけではなく、投資好きの友人から勧められたものです。「このNFTアートは価値が付くかもしれない」と友人は言いましたが、当時の私は「ただの絵に価値がつくなんて、本当なのか?」という程度の認識でした。NFT自体も初めて聞く言葉で、その概念すら理解していなかったのです。

NFTを購入するまでには、かなりの苦労がありました。ウォレットを作り、暗号資産を購入し、ウォレットに送金し、その上でやっとNFTを手に入れる。これが当時の私にとっては一連の複雑な手順で、「私は一体何をやっているのか?」と感じた瞬間もありました。

NTPのコレクションには、1STコレクションと2NDコレクションがあります。1STコレクションの価格は当時20万円ほどしていて、「訳も分からないものに20万円も出せるか!」と思っていた私は、まずは手頃な2NDコレクション「ROARS」を購入し、様子を見ることにしました。それが今、私のアイコンにもなっているオオカミの絵です。

このオオカミの絵、実はブロックチェーン上に唯一無二のデータとして刻まれているもので、他の誰かが同じ絵を使っても私の所有権を証明できるのです。NFTとは、まさにそうした所有権を保証する仕組みなのです。

NTPの魅力は、NFTを所有していなくてもコミュニティに参加できること。NFTを所有している「ホルダー」には、特別なチャンネルへアクセスする権利が与えられます。コミュニケーションは主にゲームでよく使われているDiscordで行われ、今でも非常に活発です。単にNFTを購入して終わりではなく、コミュニティを通じて楽しむことができるという点が私にとってこのプロジェクトの大きな魅力でした。

それがきっかけで、私はついに高価な1STコレクションを購入する決意をしました。購入後、コミュニティのメンバーがエックス上で祝ってくれ、特別な背景を用意してくれるなど、とても感動的な体験でした。

NTP community manager

その後、私はNTPコミュニティでの活動を積極的に行い、オフ会でメンバーと実際に会うこともありました。しかし、ある時ふと思ったのです。「私は投資としてNFTに飛び込んだはずなのに、今や全く別のことをしている…」

国内NFTの価格は下落し、流動性も無い状態。まるで為替や暗号通貨取引での「含み損」を抱えているようでした。私はその現実から目を背け、今の楽しさを優先していたのかもしれません。そう感じたとき、私は方向転換を決意し、NFTを売却しました。コミュニティ内で与えられた役割も辞任し、最低限の楽しみ方にシフトすることにしました。

NTPは素晴らしいプロジェクトであり日本のNFT業界を牽引する存在であることは間違いありません。しかし、私は次第に流動性がある外国のNFTプロジェクトへと活動の場を移しました。やはり、お金は増やすべきだという考えが私の中にはあります。もちろん損切りも必要な時がありますが、仲良しこよしでは資産は増えません。お金は命の次に大切なものだと考えており、目減りするのは耐えられません。将来価値が出るとされるものはビットコインだけで十分だと思っています。

長くなりましたが、これが私のWEB3に浸かった始まりと経緯です。投資は自己責任、そして自分でしっかりリサーチをして自分なりの楽しみ方を見つけていくことが大切だと思います。

最後に一言
WE ARE PUNKS… 

NeoTokyoPunks

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