流氷の季節
北海道の道東では、今は「流氷の季節」である。
先日、テレビの情報番組の天気予報で、「流氷によって地形が変わっている」とキャスターが言っていて、地形が変わるのかぁと少し驚いた。流氷が北海道に着岸し、それによって天候にも影響があるという。
流氷の元になる氷は、ロシアのアムール川の河口付近を流れる淡水がシベリアの極寒の冷気によって凍っていき、それが流れと共に塊に成長しながらオホーツク海の潮の流れに乗って北海道の東側に着岸するのだ。
この話は、今朝の情報番組で入手。このように、この季節の北海道は日々、流氷の話題で持ち切りなのだ。
まぁ、それはちょっと大げさで、たまに話題になると私が興味があるから気にとめるというのもあるだろう。
私の流氷体験は、2016年に知床方面へドライブに出掛け、オホーツク海に着岸した流氷を見た時だ。(ドライブで、日帰りできる距離に住んでいるのです)
ずっと向こうまで、氷の上に雪が積もって真っ白な大平原に見える。
ところどころ、氷の割れ目から海が見える。
知床半島から突き出した岬のチャシコツ崎。別名「カメ岩」と言われるほどカメの姿そっくり。
亀の甲羅の部分には、8~9世紀の「オホーツク人」の集落跡があるそうだ。
冬の鹿。道路沿いの山側に何頭も見かける。
私たちはもっぱらただ景色を楽しむだけなのだが、冬のアクティビティを楽しんでいる観光客の姿もみられる。
冬ならではの景色だが、行く時期や天候によって見え方も変わるから、この年は本当に綺麗な写真が撮れた。
知床の夕陽の写真は、また次の機会に!
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