見出し画像

日本最古の神社、花の窟神社

鬼ヶ城から車で5,6分の場所に、日本最古の神社『花の窟神社』があります。ここは、最初から行く予定に入っており、予定時間よりは遅くなりましたが、拝観時間の制限はなかったので、お参りさせていただきました。


観光場所7:花の窟神社

花の窟は、神々の母である伊弉冊尊(イザナミノミコト)が火神・軻遇突智尊(カグツチノミコト)を産み、灼かれて亡くなった後に葬られた御陵です。

花の窟地域活性化協議会ブログより

伊弉冉尊といえば、天照大御神のお母さま。内宮の別宮である月読宮にも祀られていましたね。
ここは、御陵なのでお墓になります。

夫の「伊弉諾尊(イザナギノミコト)」は、妻に会いたい一心で、黄泉(よみ)がえりの国へと旅立ち、花の窟には黄泉がえりの入り口があると信じられてきました。よみがえりの聖地・熊野の中でも特にこの花の窟神社は「黄泉の国と接する場所」と強く信じられ、「新たな自分に生まれ変わる」事を求めて参拝者が訪れる神社です。

お墓であり、黄泉の国と接する場所…とても神秘的ですね。


入り口から、歴史を感じる。



鳥居をくぐり、狛犬様にご挨拶して参道を歩きます。


幟がたくさん立っていました


手水舎の横に大きな石。

この丸石は「ご神体である磐座(いわくら)から落ちてきた」と伝えられているご神体なので、注連縄がされていますね。「痛いところをさすってからこの石に触れると悪いところが治る」などともいわれているようですが、行った時は知らなかったので、触ってこなかった。ザンネン。


ご神体です!

高さ45mの巨石。
ここもまた、「大きいな~」と見上げました。



花の窟神社では、毎年2月2日と10月2日に例大祭である
「お綱かけ神事」を行っています。
神事の縄が岩にかかっていました。


お参りするには、靴を脱いでとのことだったので、
そのようにしました。
丸い白い石がたくさん敷いてあった。


イザナミの子である火の神・カグツチの拝所もありました


穴の中に白い石が入っている。


神事の綱。


遅い時間だったので静かな境内


敷地内には赤い鳥居が並び、稲荷神社と龍神神社もあります


花の窟神社の駐車場から歩いていく途中にお花を見かけたので、
神社の名にちなんで撮らせていただきました📷



少し戻ることになるのですが、「獅子岩」も見てみたい。


本当に獅子です!
迫力あるな~。

2日目の観光は、これで終わりです。
見るものすべて大きくて、しかも「最古」とか「国産み」など…神話や歴史の深さを感じ、圧倒されまくりでした。

宿泊は新宮市のホテルニューパレス。
ビジネスホテルタイプで、夕食はないというので近くの居酒屋でビールと地元の食事をいただきました。
いよいよ、明日からは熊野詣が始まります😊



この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?