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旭岳温泉のぬる湯でとろける

旭岳温泉には、お気に入りの宿があります。
「旭岳温泉 湯元 湧駒荘」(ゆこまんそう)。

ここに泊まるのは3回目。
前回は2021年でした。

私たちは、あちこち試すよりも宿が気に入ったら、そこに何度も通います。
そういうお気に入りの宿が道内には3ヶ所ほどあるので、他の宿はいつかまたご紹介したいと思います。

お気に入りのポイントとしては、
・温泉がいいこと
・お料理も美味しいと嬉しい
・接客、対応がいいこと

なんて、とっても当たり前のことばかりですが、それほど贅沢を求めているわけじゃないので、最低限「嫌な思いをしない」接客だったり好みの味付けで食べられるとか、そんなにハードルは高くないです。
ツアーの団体客が宿泊できる大きなホテルより、ほぼ個人客の受け入れでこじんまりとした宿が好きです。

温泉は『ぬる湯』がなんといってもいい。
ぬる湯とは…40度以下の温泉のこと。体温が36度前後ですから、自宅のお風呂で入るとちょっと冷えますよね。
でも、温泉のぬる湯は長~く浸かるのにちょうどいいのです。
たいていの温泉宿ではいくつも浴槽があり、ぬる湯だけじゃなく適温の浴槽もあるので、交互に入るなどしてのぼせることなくゆっくりお風呂を楽しめます。

ちなみに、持続湯とも呼ばれるぬる湯は、37~39℃の湯温に浸かる「微温浴」、34~37℃の湯温による「不感温度浴」に分けられます。

人肌くらいの温度のぬる湯は、温泉に浸かっていると自分の存在がわからなくなってしまうかのよな感覚に陥りますが、これが体にストレスなく日常の疲れやコリが解れていくと言われています。

サイトより引用:all about旅行

この「ぬる湯」が湧駒荘にはあるのです。
元湯の温度も41度くらいでそれほど熱くはないのですが、ぬる湯の後に入ると結構熱く感じる。
メインの「ユコマンの湯」と「シコロの湯」は男女入れ替えになり、宿泊すると両方の浴場を堪能でき、新館には「神々の湯」もあります。
露天風呂は、大きな天然の岩に囲まれて、屋根なし露天風呂の方にいくとさらに温度は下がるけれど、野鳥の鳴き声や自然音に癒されながら、のんびりお風呂瞑想ができます。

東川町は旭岳から流れる湧き水が豊富で、この湧駒荘でもその天然水をたっぷり味わうことができます。水道の蛇口からも天然水が出ており、夕食には湧駒水で作った「水ゼリー」が口休めに出てきます。


宿の敷地内にある湧き水。
「神泉」





宿のロビー。暖炉がたかれている。


アイヌの祭具「イナウ」
アイヌ語で「湯の向こうの沢」を意味する 「ユコマンベツ」から湧駒荘と命名。


カフェコーナーにあった本。
ぱらぱらとめくって見たら面白かった。
全部読んでみたい。


2日目の空。
青空が見えました。

去年は、夫の仕事が激務で休みの日に旅するゆとりもなかった。
仕事を辞めて時間だけはたっぷりある今、こうしてストレスを抱えることもなく大自然の恵みを満喫することができ、1泊2日の旅を無事に終えました。

旭岳山頂は、また後日天気のいい日を選んで登りたい。その時は、日帰り入浴でも湧駒荘に寄れるといいなぁ😊🚗


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