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「世界一周100日目」

世界一周100日目(10/6)

7月1日に鳥取の境港からフェリーに乗って日本を出てから100日が経った
数字で表すと随分長い事旅をしているように思えるけど、実感としては「あっという間」まだまだ行きたい場所や見たい物が山ほどある。いろんな国を見て感じて沢山の人と会って旅の先々で漫画を描くそしてたまに路上で歌う。「旅する漫画家」シミの旅はまだまだ続く。

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宿をチェックアウトした僕はマップアプリで駅までの距離を確認した後、徒歩でアユタヤ駅を目指した。朝7時半の空気は涼しくて気持ちいい。バックパックは重いけど、これなら駅まで歩けそうだ。

8時50分の列車に乗って僕が次に目指す駅は「ナコーン・ラーチャシーマー」「コラート」とも呼ばれる。

次に訪れる国、ラオス、ビエンチャンまでのルートの中で泊まれる事のできそうな中規模の町を選んでちょっとずつ進んで行く予定だ。ちょっとづつ色んなタイに触れてみたい。それが今のところの僕の旅のようだ。

タイの列車は扉が狭く、Pennyやギターを括り付けた僕のバックパックはいつも引っかかってしまう。今回は別の車両に置かざるえなかった。パックセーフはつけてるけど、盗もうと思えば盗めるからなぁ。あれ。

荷物のことが心配になりながらも、ちょっと冷房の効き過ぎる列車の中で何度もうたた寝を繰り返していた。

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アユタヤから一緒にのった欧米人のグループがSikhioという駅で一斉に降りて行った。

この駅には何があるんだろう?マップアプリで見てもこの町は随分と小さいし宿もなさそうだ。彼らのガイドブックには一体何が書かれているんだろう?お金を豊富に持った(ように見える)欧米人の旅行者たちからしてみたら物価の安いタイでは遊ぶところがたくさんあるんだろうな。長い期間旅する僕にとってはちょっとうらやましくもある。まあいいさ。僕はコラートだ。

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およそ5時間で列車はコラートの駅に到着した。

僕は次の出発に備えて列車のタイムテーブルをもらい、宿があるかインフォメーション行った。インフォのおっちゃんたちは宿のことなんて全く知らなかった。

ちなみにコラートは自然公園や古跡、ナイトマーケットなど、お金を持っている人には十分楽しめる街になっている。動物園もあるみたいだ。コラートの観光サイトがけっこうな充実っぷりだった。

外でお客を待ち構えているバイタクのおっちゃんは最低でも300バーツだとかぬかす。バンコクだって150〜200が一番安い宿泊料金だった。探せばどこか安宿があるのではないか?旅人の勘がそう告げる。

彼らの言う事をイマイチ信じられない僕は僕はおっちゃんたちから宿のある方角だけ聞き出し、荷物を背負って歩いていった。

歩いて10分。案外近いところに宿はあった。

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チェックインしたのはFahsarn Hotel。シングル一泊150バーツ(450yen)。Wi-Fiがレセプション前でしか使えないが、手頃なテーブルもあるし、まずまずの宿だ。それに新品のトイレットペーパーとビニール袋を張ったごみ箱が置いてあるのが好評価だ。


日の沈むまでまだ数時間ある。町を歩こう。
僕はバックパックを置いてMacBook Proを枕の下に隠し、南京錠を自分の物に取り替えて部屋の扉を閉めた。
適当に行ってみて何も見つからない時もあれば面白い発見をすることだってある。

まず発見したのは地元の人向けのマーケット。

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魚を入れた大きなたらいがいくつもあった。
鮮魚特有の匂いがマーケットに充満している。川魚が大きなたらいに入れられて口をパクパクさせていた。

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国道沿いに歩いていき、次に見つけたのはショッピングモールだった。

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海外で行くモールってけっこう楽しい!中は冷房が効いており、ありがたい気持ちになる。うっすらとかいた汗がひんやりして気持ちがいい。不思議といるだけでワクワクする。

ここのモールはめちゃくちゃデカくて色んな海外ブランドがテナントを持っていた。家電だったらパナソニックやソニー。シューズブランドのVANSとか
アディダスやリーバイス。ケンタッキーやミスタードーナッツまである!

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映画館だって入っていたし、ライブも演っていた。

AEON銀行はキャッシングに手数料(150バーツ!)がかからないそうです。こっちでキャッシングしとけばぁああ!!!

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中が広過ぎて全部をまわる事はできなかったけど、コラートにこんな面白いモールがあるなんてね。
適当にほっつき歩いた時のこういう発見はたまらなく嬉しい♪

ナコーン・ラーチャシーマには「別の目的」で来る人がけっこういるみたいなんだけど、海外で行くモールもけっこう楽しいよ?

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現在、自作キャンピングカー「モバイルハウス」で日本を旅しながら漫画製作を続けております。 サポートしていただけると僕とマトリョーシカさん(彼女)の食事がちょっとだけ豊かになります。 Kindleでも漫画を販売しておりますのでどうぞそちらもよろしくお願いします。