静岡でご飯を食べるのなら 東部編【東海道本線 途中下車の旅#7】
静岡にやってきて、富士山が見えるのは、やはり気分が盛り上がるもの。
在来線の旅だと、富士～清水が見やすい場所が多い区間になります。
その時の話はこちらをどうぞ。
青春18きっぷなどで、東京から途中休憩なしで普通列車に乗り続けるとなると、三島で2時間、静岡で3時間くらいかかります。遅めに東京を出た人は、静岡の東部で昼食を考える人も出てくるかと思います。
三島～静岡～藤枝間の、駅前の飲食店がどんな所があるのか、紹介していきたいと思います。
沼津魚がし鮨
静岡県東部で気軽に魚を食べたかったら、「魚がし鮨」はありだと思います。やはり静岡まで来たら美味しい魚を食べたくなりますから。
沼津魚がし鮨は、沼津で仕入れた魚も入るので、地のものも食べられたりします。
それもあって、お店が多いのも県東部になります。
しかも、三島・沼津・静岡・藤枝駅であれば、駅前にお店があるので、途中下車して寄りやすいのもありがたいです。
魚食べたいけど、迷ったら、とりあえず「魚がし鮨」を目指すのはありかも知れません。
一番亭
三島駅前でさっと食べようと思ったら「一番亭」もいいと思います。
静岡東部限定の中華のチェーンです。三島以外に駅前にあるのは湯河原くらいで、基本的には幹線道路沿いのお店になります。
餃子が売りで、軽い焼き色ですが、具材の味がしっかりしていて好みです。軽く飲んで鉄道旅をするには、いいかも知れません。
昔ながらの町中華の雰囲気ですので、それがお好きな方は、はまるお店だと思います。私もまたお世話になるでしょう。
「さわやか」
静岡と言えば、ハンバーグで有名な「炭焼きレストラン さわやか」を思い浮かべる人もいるかも知れません。
西部中心のチェーンで、家族向けの幹線道路沿いのお店がほとんどです。
ただ、駅からすぐ近くにある店舗は、静岡・浜松くらいです。
静岡の人に教えてもらったのですが…ソースはオニオンソースを頼み、別で持ってきてもらい、最初は塩だけかけて食べるのをすすめてもらいました。
元の味も結構あるので、塩でいくのが結構おいしかったりします。
ただ…ご飯どきは本当に行列になります。
「さわやか」に行くと決めたら、静岡駅や浜松駅できっちり時間を取るようにしましょう。
飲食店の穴場・藤枝駅前
藤枝駅は静岡駅からさらに20分ほどの場所。
東京方面に向かう際の乗換ポイントになる島田駅からも2駅です。
藤枝駅は実は穴場で、静岡のベッドタウンという立地もあり、地元の人に愛されているお店が多いのです。
魚にしても、マグロの漁港として有名な焼津が近いので、いい魚が入りやすいのもポイントが高いです。このマグロの脂ののり方を見て、モノが違うと思いましたし、やはり美味しかったのです。
また、焼津・藤枝のご当地ラーメン・志太系のお店が、藤枝であれば駅前にあります。
志太系と言えば、あっさりした鰹だしのきいた醤油ラーメンで、一杯自体の量は少なめですが、地元の人は温かいのと冷たいのの両方を食べるのが一般的です。
朝～昼にかけて営業する店が多いので、その点は注意が必要です。
普通列車の旅で座席を確保するために、静岡周辺で食事を取るのを避ける人も少なくないですが、この区間は美味しいものが結構ありますので、ただ通過してしまうのももったいないかとは思います。
気が向いたら、静岡あたりで、ご飯のために降りてみてはいかがでしょうか。あるいは、静岡で泊まって色々味わうのもいいかも知れません。
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