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note23 : プノンペン(2011.5.14)

【連載小説 23/100】

パソコンを持たずに5日間の旅に出るから、カンボジア後のスケジュールについて出発前に手短に報告しておく。

「SUGO6」の旅の中で2回だけダイスの目を自ら決定できる「Dice Free」のシステムについて「note18」(5/4)で説明し、次の「Dice Roll」デーに権利を行使するつもりであることを表明していたが、無事手続きが完了した。

前回はホーチミンから「3」の目でプノンペンに進み、ミッションで次の都市シェムリアップまで移動することになったから、本来なら次の「Dice Roll」デーはシェムリアップに着いてからになるのだが、しばらくネットワーク環境から離れるので先に自己申告したのだ。

僕が選んだダイスの目は「2」。
シェムリアップからタイのバンコクを跳ばしてミャンマーのヤンゴンを目指すことにした。
そう、今回の「世界一周」でどうしても訪れたかったふたつの都市のひとつ目はヤンゴンだったのである。

アセアン10各国のうち僕が訪れたことのない国家はミャンマーとブルネイだけだったが、どうしてもこの機会にミャンマーという未知なる国を訪れてみたかった理由は、ひとりの友人に影響されてのものである。

そのあたりの事情は後日レポートするが、PASSPOT社から昨夜届いたメールを転載しておく


>>>>> message/2011.5.13-20:00<<<<<

真名さま

「Dice Free」の権利行使承りました。
シェムリアップ滞在後、5/25前後にミャンマー入りしていただくプランを組ませていただきます。

ミャンマー観光にはビザが必要ですが、取得のためにタイのバンコクを経由いただくことになります。
(具体的な手続きにつきましては後日ご連絡させていただきます。)

また、ツーリストビザは4週間の在留許可が与えられますので、ご希望の滞在期間をお知らせいただきましたらホテルの手配も進めさせていただきます。

それでは、シェムリアップまでのオプショナルツアーもお楽しみください。

>>>>>SUGO6 Support Desk<<<<<


ということで、念願のミャンマー旅行が実現することになった。
半月以上は滞在して“未知なる”国をじっくり見て回ろうと考えている。

では、そろそろガイドが迎えにきてくれる時間だ。
“川の旅”へ出発しよう。


>> to be continued

※この作品はネット小説として2011年5月14日にアップされたものです。


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