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インド旅行での気づき

筆者は今年の年末休みに、北インド(デリー、アグラ、ジャイプール)の主要3都市を訪れました。
この3都市を回るルートは「ゴールデントライアングル」とも言われており、インドの多様な景観を幅広く体験することができます。
1週間という限られた時間の中で、筆者が感じたインドについて紹介していきます。

気候

これが正直一番の驚きだったのですが、北インド寒すぎでした。。。
筆者が訪れた1月は寒くてジャケットも必要という情報は頭に入っていたのですが、想像を超える寒さ。。。
インド=灼熱というイメージがあったので、、、完全にナメてました。
さすがに日本の冬くらい寒いとまでは言いませんが、余裕でタイツ必須です。
半袖+上に羽織れるジャケットでいけるでしょ!と思っていたので、完全に持ってくる洋服のチョイス失敗しました。。3着くらい持っていた半袖は1回も着ませんでした。笑

生き物との調和


ヒンドゥー教では、牛が神聖な動物として崇拝されているのはご存知かもしれませんが、実際に街中で野放しにされている牛を見たときはビックリしました。
当たり前のようにそこら辺を歩いている牛と、牛がいることが当たり前の人達。そんな光景が筆者にとってはとても興味深い景色でした。
牛は人に慣れているので、近くを歩いても全く気にしないですし特に怖がる必要はなかったです。

窓越しに見える牛牛牛


牛以外にも、犬や猫はもちろんのこと、猿やリス、豚、像、ラクダなど多くの動物を見かけました。
筆者もレストランのテラスで食事をしていたら、猿にチャパティを盗まれました。笑 
ヒンドゥー教の非殺生という考え方が、動物を大切にする考え方につながっているのかもしれないです。

像の躍動感すごい

ベジ・ノンベジ


筆者はインドに行くまで全く知らなかったのですが、基本的にインドで食事をするとベジ・ノンベジでメニューが分かれています。
ベジとはベジタリアンのことで、インドでは宗教上の理由から約3割がベジタリアンと言われているそうです。
ただ、ベジタリアンといっても完全な菜食主義ではなく、”ピュアベジタリアン’と言い、ラクト製品=乳製品は食べても良いとされています。
確かに、チーズや牛乳など乳製品を多く使っている印象でした。

食事


インドって食べ物で苦戦したという話をよく耳にすると思いますが、筆者は結構好きでした!また、特に滞在中にお腹を壊すこともありませんでした。
基本的にはどこに行っても見た目はカレーのようなものばかりですが、食べてみると味が全然違かったりします。
ここからは筆者がインドで口にした料理をいくつか紹介していきます。

1. カレー
イッテQで紹介していたデリーにある有名なお店に行きました。
写真にある薄い何みたいのが、パリパリかつゴマがアクセントとなってとても美味しかったです。
写真の他にもタンドリーチキンとラッシーを頼みましたが、合計3,000円近くしました。インドの物価を考えるとすごく高いですし、3,000円払うほどでもないかなとは思います。

Moti Mahal


2. ドーサ
こちらは、クレープのような生地の中にチーズや玉ねぎ、トマトなどが入っている南インド発祥の料理です。
上のソースに付けて食べましたが、ファストフード的な感覚でペロッと食べることができます。


3. ターリー
ターリーはいくつかの料理組み合わされている定食のような料理です。
写真上の料理はどれも同じような見た目をしていますが、それぞれ味が異なり見た目以上に美味しかったです!
ちなみに、このチャパティが猿に取られたチャパティです。笑

物価


インドの物価は安いです!↑で紹介した料理も200~300円くらいで食べることができます。
ホテルも中級クラスのホテルが4,000円程(日本だと10,000円程)で利用することができますし、タクシーも安かったですね。
最近は、円安でどこに行っても割高に感じるようになってしまいましたが、インドはかなり安く旅をすることができました。
遺跡の入場料が1,000円くらいするので、1日1万円あれば十分だと思います。
一方で、日本同等かそれ以上に値段のするモノやサービスもあります。
筆者はインド映画を観に行きましたが、チケットは1,000円。現地価格からすると、かなり高いのですがこの映画館のサービスや清潔感は日本以上だったかもしれないです。
ちなみに、筆者は「Dunki」という不法移民をテーマにした作品を観ましたが、シリアスなテーマにも関わらず、コミカルな要素もあって非常に面白かったです。

待てなくなっている

今回のインド旅を通して、筆者が感じたことは人間(少なくとも筆者)は待てなくなっている、ということ。
インドでは、思うようにネットが繋がらなかったり、人が多くてチケットを買うのにも長蛇の列に並ばなければいけないことがあるなど、こういった窮屈さに対してストレスを感じる場面が多々ありました。
あまりにも便利すぎる環境が当たり前になっていることに気付かされたし、便利さの追求は際限がなく、一度便利という環境に身を置いてしまうと、元に戻ることに大きなストレスを伴うのだ。と、、、
人間の環境に慣れるという順応力がすごいと思う反面、人間の限りない欲級は恐ろしいなとも思いました。

今回の記事では筆者が感じたインドについて紹介しましたが、改めて旅行の良さを感じることができました。
事前にインド旅行の動画をYouTubeで見たりはしていましたが、やはり動画では伝わらない匂いや空気感など、五感をフルに使ってインドのあれこれを吸収することができたと感じています。


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