[Brand-new Gate Way]
Nobody knows the gate way
人知れず漕ぎ出した夜明け前の空
月影に焦れる一欠片の
憂い 拭い落として
たかが一度目の人生に
天使も運もついてなかったなら
紅の目 見せつけるように
鐘の鳴る部屋 まるで処刑台
見下ろせば口当たりのいいリアルがそこに
もしも全てなら
七つの海も知らないくせに
メガロポリスの幻影に縋ってばかり
微かな腐葉土の香り
お前の言葉に意味なんてないのさ
秘密のコード盗み出したから
思い出には別れのキスを一つだけ
脱ぎ捨てるための風だから
後悔なんて存外
一切れのメモ書きに誓った隷属を
刻まれた未来
たった今破いて捨てるのさ
Nobody knows the gate-way
Nobody knew such a poor boy lay
オメラスに真実は無い
俺を見る曇りない無邪気な目
水槽に育てられた一輪の蓮の花
今日の終わりも気づかないまま
実のところ偽りと知りながら
餞けざる故郷からの報せの手紙を
読み返すこともあったよな
いつだって体を温めていたのは
永遠の呪いか屍の祝い
生身が似合った孤独を征くんだよ
脱ぎ捨てるための風だから
絆も放り出して歩み去るのさ
廃墟にそう誓った別れなら
昨日の俺すら眩ませてやるのさ
Just finding for me only the brand-new gate way
Nobody knows the gate-way
治し壊し隠した平成にsay good bye
帝すら締め出すなら時の扉
鍵穴を塞いでやればいい
たかが一度目の人生に
天使も運もついてないなら
紅の目の知らない場所へ
Nobody knows the gate way
人知れず漕ぎ出して仰ぐ日の出は
姿の違う俺の後ろに
浅い 影落として
Nobody knows the gate-way
Nobody knew such a poor boy lay
オメラスに真実は無い
Just finding for me only the brand-new gate way
三文叙情
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