長距離バスに置き去りにされたら、旅のトラブルを打開する力 (後編)
こんにちは、デザイナーの堀野美雪です。
現在はデンマークを旅しております。
前篇がまだの方は是非こちらから↓
その後、バスの中で深夜チェックインできる宿を探して無事予約するところまではできました。
「よかった、ひとまずこの宿でWiFiと電源を確保し、体制を整えよう。」
辺りはすっかり真っ暗ですが、バスは目的地まで無事到着。
荷物に関してはこれが最後のチャンスだろうと、運転手さんに私の荷物の行方を尋ねました。
奇跡的にも今までと違い、この運転手さんがとても親切な方!!
その場で本社に連絡し、私の荷物の行方を確認、さらに「明日13時に同じ場所に来れるなら荷物持ってきてあげる。」と。
それはもう、全力でお礼を言いました。彼の会社にお礼メールを送りました。どうか彼のお給料がアップしますように…!
喜びも束の間
「深夜チェックイン可能な宿も予約できたし、明日には荷物も受け取れる!全ての窮地を乗り越えた…!」
という喜びも束の間。
予約したはずの宿に到着すると、何かおかしい…人の気配が全くしない。
呼び鈴を何度鳴らしても無反応で中は真っ暗。チェックイン方法をメッセージで聞くも返事なし。
…あれ?チェックインできなくない…?
数十分ほど待ちましたが、携帯の充電が減ってきたので仕方なく一旦駅に戻り、コンセントを探しましたが見つからず。
充電が切れたらもう終わりだな、このまま駅で一晩過ごそうか。と覚悟していた1時間後、ようやく宿から返信が来ました。
セルフチェックイン形式らしく、諸々のパスワードが送られてきました。
お、遅い〜!でもよかった〜!これで宿無し問題も解決です!!歓喜!!!!
次の日には、約束の時間に運転手さんから私の荷物を無事受け取り、色々ありましたがこの一連のトラブルをなんとか打開しました。
デンマークのFlixBusは「Abildskou」という会社が運営しているそうなので、もし連絡するならこちらです↓
まとめ
旅は思いもよらぬことだらけ、想像通りになんて進んだことがありません。人生と同じです。
悔しい思いをしたり、失望したり、人の優しさに触れたり、そんな経験をしたからこそ見える景色があるんじゃないかとひっそり思っています。
もう一度言いますが「まずは落ち着いて、問題を整理して、出来ることをやる。」この順番です。
もし頼れる人がいたら頼ってお互いに助け合ってください。
頼れる人がいなくても大丈夫です。私の経験上、本当にピンチな時にこそ救世主は現れます。そして大抵のことはなんとかなります。
これまでいくつものトラブルを経て私もずいぶん肝が据わってきたのでしょう、人って成長するんですね…。
この記事が同じような目にあった方のお役に立てばと思います。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
これにて一件落着!
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