本を読む理由。理由がないと行動できないあなたへ

何をするにも理由が欲しい。

世の中には一定数、このような人種が存在します。

かく言う私もおそらくはこのタイプです。

「考え過ぎてなかなか行動に移せない」

「計画の段階でもういいやとなってしまう」

論理的な人ほど、この傾向が高いのではないでしょうか。

そして、このような人ほど、理由がないと行動できない自分に対し、

嫌悪感を抱いていると感じます。

しかし、このタイプには大きな長所があります。

それは、必要性を感じることさえできれば

一気に前へ進めるということです。

そのため、このタイプを行動に駆り立てるには

明確な目的を提示してあげればいいのです。

しかし、世の中の成功者は言います。

「読書をしろ」

「読書はいいぞ」

理由がないこの言葉を聞いて私は、

「どうして読書がいいのか?」

いつもそう思っていました。

そこで、今回は

読書をする必要性をまだ感じていない人に向けて

読書をする理由を明確にしていきます。


結論は「深い情報を手に入れるため」です。

言い換えるのであれば

「普通に生活をしていると浅い情報しか得ることができないから」です。

この時点でピンと来た人もいると思います。

もう少し説明します。

そもそも「普通に生きていると浅い情報にしかアクセスできない」とは

どういうことか。

詳しく話す前に、私が考える普通についての前提条件をシェアします。

私なりの普通とは、家ではテレビやSNSを見ている人のことです。

ここでは理解しやすいように、その他の学習時間は除きます。

これを踏まえると、

「テレビやSNSしか見ない=情報が浅くなる」ということになります。

「テレビだって色々学べるじゃないか」

そう思うかも知れません。

しかし、テレビ局が番組制作において重視するもの。

それはたいていの場合、視聴率です。

なぜなら、テレビ局は、

宣伝をしたいと考える企業の広告費で回っているからです。

そのため、

「いかに多くの人に見てもらうか?」が重視されます。

これはYouTubeも同じで、

チャンネル登録者を増やすには、多くの人が理解できる動画を

投稿するのが合理的です。

また、SNSの代表格、Twitterも同じです。

Twitterで伸びるツイートとは基本的に

「共感する人数が多いこと」を指します。

これらはプラットホームはすべて、

「共感性の高さが重要視される仕組み」こそが問題なのです。

その結果、情報の概要だけを見てなんとなくわかった気になり、

問題の本質を見ないのです。

しかし、本であれば違います。

SNSやYouTubeでは需要が少ないため目にすることができないような

濃い情報がたくさんあります。

その結果、専門的な情報=深い情報にアクセスできるのです。

ここまでは、本を読む理由を話してきました。

いつも言っていることではありますが、

大切なのはバランスです。

SNSの長所である広く浅く、

本の長所である狭く深く、

この二つをバランス良く駆使しましょう。

まずは、本を手に取り読んでみる。たった、これだけ。


キーワードは「衝動」




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