【秋のフランス歩き旅③】旅先のホテルでウーバーナイト。麺をすする。
日にち : 2022年11月11日(金)
天気 : 13/7℃
総合距離 : 25km
現在地 : BUCの街
11月11日(金)。フランスは第一次世界大戦休戦記念日で祝日だ。そこで連休を利用して、パリからヴェルサイユの隣町まで1泊2日のハイキング旅にでることにした。
青空の下で食べたカレーとパスタにお腹が膨れ、エネルギーチャージ完了した私達。そのまま森を超え街に入り本日のホテルを目指す。
前回の記事はこちら↓
15:00 Saint-Cyr-l'Ecoleの街
住宅地を抜け大通りを歩く。
自然派スーパーを見つけたので入ってみる。
お店に入ると一面フレッシュな野菜が並ぶカラフルな空間が広がる。
日本では見たことのない野菜や、色んな種類のきのこが並ぶ。
野菜があればチーズもある。デザートのようなチーズは食べやすそうだ。
オリーブもどっさり。
デザートコーナーにチーズクリームらしきものがあったので購入してみた。
ホイップクリームのような見た目に騙され購入したが、一口たべたら全く甘味のないクリームチーズだった。ここまで甘味がないとちょっと悲しい。道中トボトボ歩きながら、少しずつ食べた(;´д`)
トボトボあるいていると本日の宿が見えてきた。安心したせいか疲れがどっとでてきた。
(仮)本日の宿
ibis styles Versailles Saint Quentin en Yvelines
中に入った瞬間、暖かい空気が向かえてくれた。ロビーはおしゃれで、フリーのレモン水がおしゃれなジャーに入っている。
ibisはフランス全土に展開するホテルで街中や郊外にもあるので旅中よく利用する。ほどんどの店舗に朝食のビュッフェがついているので、それが楽しみだったりする。
店舗によって豪華さがちがうので、その時になってみないとわからないのもご当地感があって楽しいw
『予約されてない?』
早速チェックインするが、なにやら予約されていないとのこと。そんなはずはない。昨夜慌てて探し予約を入れたらはずだ。なんどか調べてもらった結果、このエリアには3店舗のibisがあるそうで、私達は他の店舗に予約してしまったそうだ。
名前を聞いたら
このホテルは『ibis styles Versailles Saint Quentin en Yvelines』
私達が予約したホテルは『ibis styles Saint Quentin en Yvelines Vélodrome』
とほぼ名前が一緒で、これじゃみんな間違えるでしょ。と思った。
受付の人がここから10分ぐらいだよ。というので調べたら約5キロ先じゃないですか!!(|| ゜Д゜)車で10分。なのね。
こっちからすれば、もう大変よく歩きました!と自分を誉め終わり休もうと気持ちが切り替わり、リラックスモードに入っていたのにまだ5キロ歩くのかぁー!(≧□≦)という、体力的には行けそうだが、気力は0だった。
おもわずロビーのソファーに座り込んでしまった。暖かい温度に、簡潔系の匂い。ふかふかなソファーに座っていると、ここはなんてリラックスできるんだ!(-_-#)とイライラしてしまうほどいい空間(笑)
ちゃっかりトイレを借りて、急いで日の暮れそうな外の寒い空気に戻る。あぁ、寒いし疲れた。
ウーバーで向かおうか考えたが、9ユーロが高く感じる。真夜中だったら迷わずウーバーに乗るが、まだ日も暮れていないしな。とりあえず歩こう。歩いてたらいつかつくから。
救世主現れる
道中にこんな救世主が。パリ市内だけだと思ってた!
アプリで登録すればどこで(エリア内であれば)どこでも乗り降りできるスクーター!
でもひとつしかない。歩きたくない。。
よし一緒に乗ろう。(パリ市内ではカップルがお金を浮かせるため一緒に乗っていたりする。)
郊外の道は幅が広くて走っていて気持ちがいい。といってもパートナーのバックで振り落とされそうだが。
あっというまに数キロ走り、駅前のパーキングスペースに駐車。ホテルまではもう少しだ。気のせいかパリより料金が安い!それだけで盛り上がる私達。(貧乏性。。?)
(今度こそ)本日の宿
ibis styles Saint Quentin en Yvelines Vélodrome
なだれ込むようにフロントでチェックイン。あぁ。。暖かい(*´∀`*)
この店舗もビジネス感漂うおしゃれな空間。
ミニバーもあり、有料だがコーヒーやお酒、軽食も注文できる。1キロ先には大きなショッピングモールがあるのだが、このエリアには2、3件のレストランがある程度でスーパーはない。
ホテルの真後ろには競輪スタジアムがあり、自転車の選手が泊まりにきたりするようだ。
室内
バスルーム。基本的にアメニティはついていない。ボディーソープ、タオルとドライヤー、紙コップはあった。
特にアンパッキングする必要がないので、シャワーを浴びて一休み。夜ご飯はどうしようか考えた結果、今回もウーバーに頼ることにした。(食事にはお金をかける私w)
ただレストランが空くのは18時半からなので、それまでひたすら空腹に耐える。あぁ、日本だったらコンビニがあるのになぁ。
空腹に耐えかねたので、デカフェを思わず頼む。
運動した後は絶対にアジアンフードが食べたい私。それに文句も言わず従ってくれるパートナー(笑)
夕食はウーバー
というより、パートナーも南アフリカ出身のくせして(笑)あまり肉食ではなく、どちらかというと魚と野菜を好む。こんな疲れた日にはバーガーなどではなく、絶対に汁が必要だ!温かい汁だ!
ということでフォーを注文。レストランの開店前から空腹で、そこから1時間半以上待ち、ついにフォーと対面することが出来た(*´ー`*)
多すぎじゃない?という程、麺がしきつめられている。野菜はそんなに入っていなかったが、出汁のきいた熱々のスープをそそるだけで体力回復する私。空腹は最高のスパイスだ。まさにその通り!
お気に入りのスイートチリをつけてズルズルズル、、と麺をすすり、スープが染みた薄目の牛肉を食べる。麺最高。プリプリのフィッシュボールもさくっと一口食べ、またスープをすすりコリアンダーも頬張る。鼻から爽やかなハーブの匂いが抜ける。ベトナムに感謝。
パートナーは汁なしのボブン。
寒い季節に汁なし?!と思うのだが、フランスでは汁なしのフォー"ボブン"のが有名なようだ。残念だが私には考えられない(笑)
明日も元気に出掛けられるようトッピングに餃子を追加。中身がしっかり詰まっており、酢醤油をつけて食べる。さっぱりとした酢が元気になるぜー!(゜゜;)(誰?)
ズルズルズル、、と室内に麺をすする音が響き渡り、夢中で食べる。予想通り2人分ぐらいある麺を食べてしまい久々につらかった。もうフォーを頼むのは辞めようと思ったが、きっとまた疲れた時、優しい出汁のフォーを食べたくなるんだろうなと思い直しシャワーを浴び、就寝した私であった。
最後に
さて明日はホテルの朝食ブッフェを楽しみ、歩けそうなら隣町のベルサイユまで歩こうと思う。
今回はトータル25キロと最後まで楽しく歩くことができた。やはり南アフリカや日本と違いフランスは高低差がそれほどないので、この距離でも疲労感はあまりなかった。
もともと歩くのは好きではなく、いつも自転車で旅をしていたが、たまには歩きもいいもんだ。特に寒い冬場は歩き旅だな。いや、今度はノルディックウォーキング(スキー板をつけて歩く&滑る)旅もやってみたいなと思う。
続きはこちら↓
★最初から見てくれる方はこちらから↓
【その他の旅記事】
★フランスの古城巡り・自転車の旅★
★南アフリカ里帰りの旅★
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?