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【フランス 騒音】自分はイカレテいるのか?と思う。

やってきました。フランス騒音記事。去年のクリスマスからアパートの上の階の騒音とのバトルが思いのほか長引いているので、勝手にシリーズにしました。

シリーズ第一話はこちら↓

" フランス 騒音"で調べるとあちらこちらから出てくる日本人被害者の声。私もこの一員になっているのだなと思いながら、クレイジーなフランス人のする事に驚きつつ、私だけじゃないんだと変な安堵感に包まれます。

今回題名の通り、私の中でプツンと切れてしまった為、私がやった行為や考えが大変見苦しいものとなっております。プラスな文章にはなっていませんので、ほんとうに興味のある方だけ読んでいただけたら幸いです。



昨夜の出来事

夜8時ごろに音楽が鳴り始めました。今日はパーティーの日か。隣人が一人で音楽を聴いている時とパーティーの時の音楽の差が違うため、予想はできました。過去に2度ほどドアをノックして注意をしていたので、最初の時より改善は(ほんの少しだけ)みられましたが、それでも大音量。

ー私も歯向かってみたら以外にストレスがたまっていたー
1年半海外生活でやはりカラオケに行けないストレスが溜まっていたのでしょうか。私も机の上に載ってスピーカーを天井にくっつけ一人カラオケをしてしまいました。歌うというか叫び声に近いほどイライラがたまっていたようです。(これらの行動は上の階の人たちはパーティーの中でやっている事だし、私がやったところでどこからも苦情が来るはずがありません。)何かがプツンと切れたように水泳で鍛えた肺活量で叫びながら、天井を拳でたたく姿を、パートナーは心配そうに見守ります。

元々血の気が多い気質でしたが、おだやかなパートナーに出会ってから一度もこのような狂った行動はしていなかったのですが、どうやら隣人が私を目覚めさせたようです。

ちなみに歌のレパートリーはボンジョビからはいり、ワンピース、デジモン、ポケモン、しめは残酷な天使のテーゼと指揮を上げる歌です。とても励まされます。30分程一人合唱してすっきりしたためベットに入りました。気持ちはとても楽になりました。

しかし0時過ぎ、隣人が仕返しとばかりに床を足でたたき始めました。まぁ私が煽るようなことをしたから、それも予想のうちでしたがやはり眠れないので上の階に行くことになりました。

いつもは私一人で行くのですが、今回は私の興奮が治まっておらず暴力に発展しそうだったのでパートナーについて来てもらいました。(これは自分を抑えられない私の悪い所です。)

ーそしてドアをたたくー
予想どうり両手の拳を振り上げでドアをノック(叩く)しました。しばらくしてドアがあき、いつもの隣人が”またか。。”というような顔で出迎えます。その瞬間1年分のストレス(騒音だけじゃない、アジア人差別や、友達が少ない孤独な日々、食べ物や人々のふるまい)をその隣人にぶつけてしまい『うっせーんだよ!!12時過ぎてるだろがっ!何度言えばわかるんだよこの野郎!』と日本語と英語で怒鳴ってしまいました。

予想どうり,隣人も『それよりお前の部屋のシャワーが・・・』と話題を変えてきたので『話をかえるなよ。今は騒音の話してるんだよ。1年間こっちは我慢してフレンドリーに注意してきただろうが!』と私もなかなか止まる事ができません。本当に自分が幼稚で動物的でこの世から消えたくなりますし、パートナーの人生をめちゃくちゃにしそうで申し訳ないんですが、簡単に変えられないから苦労してるんです。

ー反撃されるー
今まで怒りながらも観察してきた結果、上に住む隣人は血の気の多いタイプではなく、どちらかというと落ち着いているタイプのようです。問題はその後ろで私を見ている悪友たち。後ろからフランス語で怒鳴ってきたので(幸運にもフランス語の悪口がさっぱりわらかないので、こちらは全く傷つくことはなかったのですが)こいつが主犯格かとすぐさま判断しその人に怒鳴りますが、それを隣人が止め『あれは僕の友達だ、話は僕にしてくれ』と止められました。今思い返せば言いたいことはもっとあったのですが、あの興奮状態ではまともな結果になるはずもなく、ドアを閉められてしまいました。(今思えばそれで治まってよかったと思う。下手したら後ろの人に殴られてもおかしくなかった)。そのあとドアを内側からドンと殴るように反撃されましたが、私を怒らせたのはあなたたちなのにな。矛盾を感じてしまいました。


行動するのは悪い事じゃない

ー一人の住民が声をかけてくれたー
ドアが閉まったと同時に、その隣の隣人が顔を出しました。(こんなに怒鳴りあってたらそりゃうるさいよな。)幸運なことにその男性も騒音に悩まされていたらしく、君たちはよくやったよ。僕も2年我慢していたんだ。と教えてくれました。フランス人は我慢せず口にして喧嘩をする、とブログでよく読んでいたのですが、私のアパートの住人は我慢強いせいか、夜中の2,3時まで大音量でも何も言いません。赤ん坊もいるのに、それが不思議でなりませんでした。もしかしたら相手が大人数だからみんな言いにくかっただけなのかな。その方は英語を話せたので、改めて連絡先を交換して今後の対策を話し合いたいねと、しめくくり私はその場を去りました。

”弱い奴ほどよく吠える"とは私のことで、かなりビビりな性格なので、今回の様に勇気をもって(今回は怒りに任せすぎたが)行動したことで、手を差し伸べてくれる人に出会えてよかったです。

ーただ暴力はよくなかったー
自分は何かやらかした後、いつも後悔するタイプなのですが(本当にバカ)、今回も部屋に戻りベットに横たわりますが頭の中は後悔でいっぱいでした。行動したことは悪くなかったと思いますが、その前に大声で歌ったり、ドアを思いっきり叩いた事は良くなかったと思います。今回経験したように、暴力(直接なぐったわけではないが)はかなりの確率で暴力で帰ってくる。そのうち収集がつかなくなり殺人に繋がる。と私は確信しています。

相手が動物の様に自分を抑えられないなら、少なくても私が自分を抑えてあげなきゃいけないな。と大変学習しました。

その後パーティーはピタッと終わり解散したようです。


今後の対策と隣人の動き

きれいごとを書くようでなんですが、やはり"お互い"の歩み寄りが重要だと私は思うのです。片方だけが好き放題やって、片方だけが我慢するしかないのはアンフェアで、私が我慢できない行為なのです。

トイレの音も聞こえる程、上の私生活が丸見え状態なので、この一年観察していました。

ー隣人との歩みとその後ー
去年のクリスマス。大音量で床が壊れそうになるほど大人数でジャンプされまくり苦情を言いに行きました。当時(恐らく)大きなスピーカーが床に配置されており重低音の響きが筒抜けでした。

その後また苦情を言い、パートナーがメールでビルの管理人にこの事をメールした結果、『そのことについて、管理人の方からも注意はしました
それでも止まない場合、警察をあなたたちで呼んでください』との返信でした。口頭での注意なら私でも出来るし、と思いながら管理人が出来ることはこれだけのようで、後は自分で解決法を探さないといけないようでした。

その後、スピーカーの位置が寝室近くから入口近くに変わり(気がする)、0時を過ぎてまで行われるパーティーはおそらくなくなったと思います。

今回は馬鹿な私が彼らを煽ったせいで、仕返しをされた結果だったので相手だけのせいじゃないと思いますが、今朝上の階を偵察(怖っ)した所、スピーカーがかなり上の方に移動されたような気がしました。(気のせいじゃなければいいのですが)

ー今後の対策ー
今後の対策として自分が出来る事を考えてみました。
・隣人はパーティーや音楽を聴くのが生きがいなのだ。と割り切り、多少の騒ぎは私もやりすごす。
・12時過ぎて、大音量&飛び跳ねる&大合唱になった時は、次こそは冷静にチャイムを鳴らし、『うるさいです』と一言いうだけにする。(相手も苦情は聞き飽きているはず。でもやるんだよね)
・それでもひどい場合は、手助けしてくれそうな他の隣人に警察を呼んでもらう。
・それでも毎回同じ事が行われる場合は、裁判にお金と時間を費やしたくないので(やり方もしらないし)。私達はそそくさと退散する。

日本人でも大変なのに、全く別の土地で育った外国人に完全に理解してもらうのは無理でしょう。自分の願いを相手に押し当てるのもやはりアンフェアな気がします。

ー隣人に今度あったらー
とりあえずドアを叩いた事をあやまります。そして相手もシャワーの事に不満があるらしいので、とりあえず聞きます(直すかは別にして)。

自分自身の対策

思ったより心が重症なようなので、今度、海外生活支援団体が行っている無料カウンセリングで話してみようと思います。(隣人も恐ろしいが自分が一番恐ろしい(-_-;))


フランスを嫌いにならないために

ープラスのものに目を向ける努力ー
フランスなんか大嫌いだっ!と思ってしまうことも多々あり、マイナスなものしか目に見えなくなったりもするのですが、そんな時こそ+の出来事や人に全力で目を向けなきゃなと心から思います。せっかくの海外生活マイナスな事で埋めるのはもったいない事です。。

ーつらいときに見つける笑いー
そんななか、ツイッターでフォローしているドイツで子育てに奮闘する方のツイッターを見つけました。彼女も慣れない土地で私よりも何倍も大変で責任重大なのに、それを思わず『くすっ( ´艸`)』と笑わせてくれる文章を書いてくれるのです。その方の文章に今回大変気持ちが楽になり、落ち着きました。


ふぅ。色々と赤裸々に描いてしまい、若干引いてしまったフォロワーの方もいると思います(アンフォローしていただいてもかまいません(-_-;))ただ、私はこんな人です。

次回はまた旅の記事を書こうと思いますので、引き続きよろしくおねがいします。

モモちゃづけ

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