これからの道しるべ。

出張先で誕生日を迎えました。
いつもは実家にいて家族に祝ってもらいますが、１人きりの誕生日です。
かなりエモいです。
山田町に来ておよそ１ヶ月になりますが、だいぶサイクルに慣れました。
こちらでは、やたらと早起きしてしまいます。どんなに疲れて眠りにおちても4時とかには起きてしまいます。
朝の時間、ゆっくりと朝刊を読み、コーヒーを飲みながらあれこれと考える時間が自然と増えました。
そうすると仕事の方面でもいい影響があるんですね。
余裕をもって現場に着き、ゆたっと準備ができます。
気持ちにも余裕が生まれます。元請けの監督さん、職人さんともうまくコミュニケーションがとれています。
出張１ヶ月で感じた自分の変化は、時間と気持ちに余裕を持つことができたこと。
それと仕事を楽しいと少しでも思えたこと 。人と関わるのが思ったよりも苦にならないこと。
色々と少しずつですが、自分という人間が何をするべきか、また何をしていきたいかがやっと解ってきた気がします。
とにかく人とふれ合って、困っている人がいたらやさしく手を差しのべたいんだなと。
小さなことでも誰かの役に立ちたいんです。
これは地元花巻の先人、宮沢賢治さんの教えです。
まわりからでくの坊と呼ばれても特に気にせず、困っている人がいたら話を聞き、ケンカやいざこざがあればくだらないから止めろと仲裁に入り…等々です。
少しズレますが、自分も賢治さんのようになりたかったみたいで、できる範囲でやっていこうとおもいます。

最後に…コロナで大変な状況の中、九州の豪雨で被災された方々に１日でも早く元の生活に戻れるよう、遠く岩手から祈っております。
時間とお金がたまったら、ボランティア活動に行こうと思います。
一人一人の力が大切です。
同じ国に住むんですから、特にお互いに助け合っていきたいですよね😊

世界ぜんたいが幸福にならないうちは

個人の幸福はありえない

(宮沢賢治さんの言葉より)