知っておくべき授業準備の裏道
授業の準備ですが、普段、毎回1から準備するのってなかなか大変ではないでしょうか?
私は、最初の頃や初めて持つ学年の時、たびたび苦労していました。
その時、私が使った手ですごく有用なものがあったので、今回みなさんにご紹介したいと思います。
知っておくべき授業準備の裏道について書いていきます。
当然、一からしっかり時間をかけて準備して・・・とやっていくのが力はついていくと思いますので、そのあたりは、みなさんの念頭において読んでいってください。
まず、結論からお話すると、
昨年度もしくは過去にその学年を担当していた人にお願いして、どうやったか聞くのが裏道です。
なんだよ。そんなことかいと思った方、いるかもしれませんが、これがどうして、なかなかやっている人やできる人が少ないのです。
それを知らずに、やみくもに時間をかけている人をたくさん見かけます。
では、どうやって裏道を使うかについてこれから詳しく書いていきます。
まず、裏道を使うならば、最低限の授業準備が必要です。
なぜなら、裏道を聞いても、最低限の準備がないと相手が言っていることを理解することや質問することが難しいからです。
最低限の準備とは、
①赤刷りの指導書の基本的な事項や単元の流れを頭に入れておくこと
②序盤数時間の授業のイメージを大体で良いので、持っておくこと
の2点です。
これは、そこまで時間がかからずにできますので、これくらいはやっておきましょう。
上記の準備をしたら、次に、聞きたい相手にアポイントを取ります。
絶対急に質問をして相手の時間を奪わないようにしましょう。
相手に迷惑をかけない話しかけ方はこちら↓↓↓
先生方は、とてもやさしい方が多いので、聞かれると快く答えてくださることが多いですが、だからこそ、そうした方々の予定を崩さないように事前にアポイントをとってください。
アポイントをとったら、後は、授業を以前どのように行ったか教えてもらえばOKです。
この手順を踏むだけで、手探り状態で行っていたことが、とても効率よくできるようになります。
相手がいったやり方そっくりそのまま真似てもいいですし、自分なりにアレンジしても良いでしょう。
この裏道のメリットは、自分だけでやっている以上に、考えの広がりがあることです。
自分では、気付かなかったアプローチや教材の特性等についても学ぶことができるはずです。
相手の時間を少しいただいてしまうことは難点ではありますが、そこは、印刷するのを変わったり、別の仕事を肩代わりしたりして、時間の帳尻を合わせることで、クリアすることができるはずです。
時間のことさえクリアしてしまえば、後は、視野は広がるし、同僚とは仲良くなれるし、授業準備は効率よく良くしで、いいこと尽くしだと思います。
もしも、同じ学年の中に、経験者がいる場合は、その方に教えてもらえばOKですが、可能な場合、過去の人たちに聞くのも良いなと私は思っています。
情報を集めてから検討をすると、今までの人たちの反省や努力を生かして、よりよい授業を効率よく考えることができるのではないでしょうか。
ぜひ、本格的に授業が始まるまでに、このようなことを試してみてもらえればと思います。
以上、授業準備の裏道の話でした。
裏道も知っておくと、とても便利です。行動の選択肢の幅が広がります。
また、この裏道を実践するとその便利さや有益さを感じてもらえるのではないかと思います。
裏道とは書きましたが、みなさんには、ぜひ、堂々とこの裏道を通って、ご自分の働き方や授業力を改善してほしいと思っています。
今回もお読みいただきありがとうございました。
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