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自分のここが好きと思えるように…

今回は、自己肯定感に近い内容のお話を書きたいと思います。

突然ですが、皆さんは自分のことが好きでしょうか。

そう問われて、皆さんはどう答えますか?

私は、自分を好きというのに抵抗があるタイプの性格なため、「ついつい、まぁ嫌いじゃない」という二重否定を活用したひねくれた回答をよくしてしまいます。

多くの人は、日本人の特性か、「自分が好き」ということに大して、なんだかこう、抵抗があるように思います。

旅をしていると「自分?好きに決まっているさー」「毎日ハッピーだぜー」みたいな文化と触れることがしばしばあります。

そうした文化に触れながら、私自身、結構自分を好きだなと思えるようになってきたというのが正直なところです。

以前はそうしたことを考えもしませんでした。

さて、話は戻りますが、「自分が好き」」ということに抵抗がある大人が多い傾向にある日本では、子どもたちも意外と「自分が好き」と言いにくい雰囲気がないでしょうか。

学校で働いていて、そうした雰囲気?というか文化の影響をしばしば見かけます。

自分が好き=自分を過信しているように捉えられてしまいがちなのかなと学校で働いて思うようになりました。

個人的には、自分が好きってことをもっと単純に捉えていいと思うのです。

ただ、自分が好き。

シンプルにこれでいいと思うのです。

自分が嫌いーって言っていても精神衛生上、あまりいいことはないですからね。

抵抗がある場合は、家族から命をもらった自分を大切に思うというニュアンスで捉えると好きになれそうだなと思います。

そうは言っても、なかなか思えないという人も中には結構います。

そうしたときに、

私は、「ここはいいかも」と思うところを見つけてみてはどうかとしばしば話しています。

「勉強を頑張っている自分」「スポーツに熱中できる自分」「ゲームをやるときの自分の集中力」等などなんでもいいのです。

こうしてみると、すぐに自分の全部を好きっていうのは難しいけど、「自分のここは好き」というものを認識できると私は思います。

シンプルに好きって思える人でいてほしいという願いはありますが、抵抗があるならまずはこうした一歩を踏み出せると今後の自分の生活や考え方の視点が一つ増えるのではないかと思います。

今を長い人生のひととき、(子どもにとっては始まってまだ序盤)と考えるならば、むしろこうして悩みながら、自分の一面を見直していくのは、成長や今後の自信をつけていくためにもある意味有効と言えるかもしれません。

さて、それでも見つからないよという人も中にはいるかもしれません。

そうした人たちも含めてよく子どもたちに伝えることがあります。

それは、「人に優しくする自分」を好きになってあげようということです。

勉強があまりできなくても、運動が思うようにできなくても、人に優しくすることはできます。

誰でも心がけ一つで行うことができます。

もしも、これができていないなと感じるならば、ぜひ自分の普段の行動を振り返り、そう言えるように、行動を変容させてみれば良いと思います。

自分を好きと言えないならば、好きと言えるような自分を見つけてみて欲しいと思うのです。

そして、それは難しいことではなく、ちょっとした心がけ一つで、誰でもできることの積み重ねなんだということを知って欲しいと思います。

気に入らないところがあるならば、目を背けるのではなく、受け入れたり、変容したりしちゃえばいいと思うのです。

子どもも大人もそうして、自分と向き合っている姿は素敵だな私は思います。

そして、そんな姿を自分で客観視してみると「意外といいかも」と思えるようになってくるのではないかと思います。

話がまとまらないですが、「自分のここが好き」について少し考えてみると、自分をもっと素敵にできる第一歩になるのではないかと思います。

そうして、「自分」について考えながら、悩みながら前後左右に進んでいく姿を好きになれる子たちになっていって欲しいと心から思っています。

私自身、子どもたちにとっては、大人の1人のモデルです。

ときに悩んだり、ときに脳天気に進んだりしてながら自分と向き合い、素敵になっていく姿を子どもたちに見せられる教師でいたいと思っています。

魅力

今回は、以上になります。

話が右往左往してしまいましたが、子どもたちが「自分のこんなところが好き」と幸せそうに話せるように、日々の指導に当たっていきたいと改めて近頃思っています。

皆さんの学校の子たちはどうでしょうか?

ぜひ、「自分の好きなところってどんなところ?」と何かのおりに話してみてください。

きっと、「自分」を見つめる良いきっかけになると思います。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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