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教育に役立ちそうなこと

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小学校の学級担任や子育てをしている方が読んで役立ちそうな記事を集めたマガジンです。子どもたちをもっと笑顔にしたい、成長の手助けをしたいいう方におすすめです。一人ひとりそれぞれ違う… もっと読む
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2020年8月の記事一覧

教員の時短術 評価のメモのこと

新学期も始まることですし、先生の多忙についてもまた話題になっていますので、今日は、簡単にできる時短術のことについて書きたいと思います。 今回は、評価のメモについて書きたいと思います。 今回、ご紹介する方法は、プリントやノートなど、丸を付けていって、評価をするという機会に使えます。 やり方は、とても簡単です。 先に、ポイントだけ書くと、 1人毎に、メモしないということ です。 簡単にですが、説明していきます。 1 まずは、チェックの項目を決める当然ですが、これが

【まずは、一週間】居心地の良さを感じる2学期の始め方

いよいよ、今日から、夏休みが明けて新学期がスタートします。 この灼熱地獄の中、子どもたちは、わざわざ学校に来てくれます。 せっかく、久しぶりの学校ですから、「来てよかったなぁ」「友達や先生にあえて嬉しいなぁ」という温かい気持ちにさせてあげたいものです。 今回は、子どもがやっぱりクラスは、居心地が良いなと思うようなスタートの切り方について書いておきたいと思います。 居心地が良いとは?デジタル大辞泉の解説 ある場所・地位などにいるときの感じや気持ち。居心(いごころ)。「居

自分のクラスの子ども以外との関わりも大切に

新学期のスタートは、上手く切れているでしょうか。 今回は、自分のクラスの子以外との関わりについて 書いていきたいと思います。 校庭や廊下などで、自分のクラスの子以外とも 関わることがあると思います。 その子たちと、先生方はどう関わっていますか? 関わりで意識されていることはありますか? そんなことを簡単にですが、書いていきます。 クラスの子以外と関わる時 委員会やクラブ活動では、どの学年を担任していても 高学年の子どもと関わると思います。 また、廊下や校

「だから好き」と「だけど好き」

今回は、会社で働く方にも、保護者の方にも、ぜひ読んでいただきたい内容です。 学校でのことをメインに話を展開していきますが、会社や家庭に置き換えてイメージしながら読んでいただければ幸いです。 内容は、相手を大切に思う気持ちについてです。 ※今回使う「好き」という言葉は相手を大切に思うという気持ちを表しています。恋愛感情の好きとは違いますので、ご留意してお読みください。 私たち、教員も人間なので、相手のことを大切に思う気持ちがあります。 私の場合ですと、恐れ多いことでは

気軽に休める職場について

こんにちは。旅人先生Xです。 今回は、気軽に休める職場の雰囲気をどう作るかについて書いていきたいと思います。 小学校での勤務について書いていますが、会社勤めの方も参考になると思いますので、ぜひお読みください。 この記事で、皆さんが少しでも働きやすく、心や時間にゆとりが生まれることを願っています。【3000字を超える内容になってしまいましたので、目次から気になる項目だけでもお読みください。】 ※初めての方は、よろしければ、プロフィール記事もご覧ください。 では、気軽に

感謝の気持ちを忘れない

みなさん、こんにちは。 旅人先生Xです。 今日は感謝の気持ちについて書いていきたいと思います。先生方だけでなく、保護者や社会人の方にも読んでいただきたい内容です。 はじめましての方は、ぜひ、こちらのプロフィールをご覧ください。 では、書いていきます。 みなさんは、どんな時に感謝の気持ちをもちますか? 助けてもらったり、教えてもらったりした時でしょうか? 人それぞれだと思いますが、私の場合は、何かをしてもらった時というのが多い気がしています。 ここからは、感謝の気

あるべき像の押しつけについて

こんにちは、旅人先生Xです。 今日は、「こうあるべきだという考え」を人に押し付けるということについて、感じていることを書いていこうと思います。 ここからは、「あるべき像の押しつけ」のことについて3つに分けて書いていきたいと思います。 目次は以下の通りです。 ①それぞれが思うあるべき像人は、それぞれ、多かれ少なかれ、「こうあるべきだ」という考えを持っているものだと思います。 そして、それは、人によって実に様々だと思います。 例えば私の働いている小学校の職場等では、「

やられて嫌なことをしない

こんにちは、旅人先生Xです。 今回は、「やられて嫌なことはしない」ということについて書いていきたいと思います。 学校の先生が子どもに話す時や実際の立ち振る舞いに役立つかと思います。 また、コミュニケーション全般でも有用化と思いますので、ぜひ、お読みください。 前回、「若手だから…して」という私が仕事をしていてこれは嫌だなと思うことについて書きました。 前回の記事の執筆後に、「そもそも、やられて嫌なことをしないほうがいいよな…」と心底感じたため、そのことについて書こう

先入観との上手な付き合い方について

こんにちは、旅人先生Xです。 今回は、私たちが人と接するときにもつ先入観について書いていきたいと思います。 対子ども視点で書いていきますが、対人コミュニケーション全般に転じて活用できると思いますので、学校関係者以外の方もぜひ、お読みください。 では、はじめます。 目次は以下の通りです。 ① 先入観ってなに?大辞林第3版より とあります。 「先入観=自由な思考を妨げる思い込み」と考えることができそうです。 子どもと接するときには、無意識の先入観が、常につきまって