#南米絶景Best3:第2位

前回に引き続き、南米の絶景第2位いってみましょー

第3位は・・・「ペリトモリノ氷河(アルゼンチン・エルカラファテ)」です!

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この合成写真と見紛う真っっっっっっ青なもの、全部氷!

しかも超巨大、写真だと規模感伝わらないけど、このブロックだけで幅100m以上、高さも数十メートルはあろうというくらい大きくて、そんなのが四方八方に無数に点在してるのです。

アルゼンチンのパタゴニア地域は氷河観光の名門で、規模では南極大、グリーンランドの次に面積が大きいそう。ということは観光で行ける中では世界最大!パタゴニア地域全体で47ある氷河の中でも最も有名なのがペリト・モレノ氷河。

今まで見たことのない景色やスケールのものって本当に感動します。こんなでっかい氷見たことないし、こんなに真っ青な色が自然に存在するってこと自体がアンビリバボー。

氷河観光は拠点となるエルカラファテという街から港まで車で向かい、船に乗ってどんぶらこと移動します。船が出たところではまだ氷河は見られないけど、この毒々しくも美しいエメラルドグリーン?ターコイズブルー?の水面にすでに期待大。

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10分ほど経ったところで、第一氷河発見!後から考えればこんなの序の口で、ちんちくりんな氷の塊なのだけれど、これでも最初見たときはスゲー!ってなりました。

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航海が進むにつれてどんどんスケールアップ、色もどんどん濃いブルーのものが出てきて、次から次へと期待と感動を上塗りしてくれるという観光客にとって最高の展開が待っておりました。

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遠目には陸地に広がる氷河も見られます。水に浮かんでいるものに比べると、地面の色が混じってしまうから青さでは劣るものの、ダイナミックさでは数キロに渡って一面氷がただただ広がっており壮観でございます。

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僕は船での観光の翌日に上陸してトレッキングツアーにも参加しました。

氷のないところは普通の砂利道だし、気温も極端に低いわけではないので普通の防寒でOK!

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一応こんなゴリゴリのアイゼンを靴につけてトレッキングスタート。

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雪山登山!なんていうとイモトに怒られてしまいそうだけど、こんな感じで氷の中をひたすら進んでいきます。

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するとところどころ、氷の割れ目があってそこを覗くと、そこにはまた神秘的な真性ブルーが現れてくるのです。青の洞窟のときにも同じくらい感動したけれど純粋な水や氷は綺麗に青色だけを反射するってことがとってもよくわかります。ちなみにここに物落とすと一生取れません。(当たり前か)

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そんなこんなで1時間くらいだったかな?のトレッキングを終えると、ガイドさんがおもむろに氷河をガリガリ削り、バケツに氷を貯め始め何事かと思いきや…

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氷河の氷でバーボンのロック。おっしゃれー!(すんません、やっぱり僕バーボン苦手ですわ。一口飲んでリタイアしました。笑)

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と、なにもかも初めてづくしだったし、体を動かして自然の雄大さを体験できるのも◎でした!

アクセス:南米行きの直行便は存在しないので、アメリカもしくはメキシコを経由、さらにアルゼンチンの首都ブエノスアイレスを経由してエルカラファテに入ります。飛行機移動だけで乗り換え時間含め所要約33時間!エルカラファテの街は基本的に氷河観光一色なので、2日もあれば十分。でもせっかくこんなに世界の果てまで来たのならということで、もう少し南に足を伸ばせばウシュアイアという世界最南端の都市があります。ここには南フエゴ鉄道という鉄道が走っており、無論、世界最南端の路線です。別名:世界の果て号(マジ)。このウシュアイアまではエルカラファテからバスで20時間、もしくは飛行機で1時間半で移動することができます。(僕は日程的に行けませんでしたが!)

■ペリトモレノ氷河の位置

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