およげ、なまずくん(カンボジア)

画像1 プノンペンの市場を歩いていたら、元気のいいなまずがぴょん、と売り場から路上に逃げ出した。けれども、そこに水はないから、どこにも行くことができない。わたしは普段なまずを食べないものだから、つい生き物として眺めてしまい、このまま逃げ切れる方法はないものかと一瞬考えた。通りかかったおばさんが、サンダルをはいた足で、ぽん、となまずを蹴って元の魚売り場に戻した。

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