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久しぶりにストレスたくさん!その分人の優しさに触れられたポルトガル

ご無沙汰しております。ポルトガル滞在は3日間だけだったのですが、これも記録に残したい、あれも書き忘れた、と毎日少しずつ書き足していたら、一生投稿できないことに気づきました。
1日目の日記分だけ、今日投稿します。

これまでのドイツ日記、スペイン日記はこちらからどうぞ。


ポルトガル1日目

ドイツ・スペインと明らかに雰囲気が変わって、やや戸惑う。ホームレスやちょっとお金がなさそうな人が増えて、スられないよう、緊張感が走りました。人種もガラッと変わりました。
のと、スーツケースで来ないべきだった!

修理されていない駅のエレベーター・エスカレーターたち

日本の何がすごいって、壊れたエレベーターやエスカレーターが、ちゃんと修理されていることだと思いました。
ポルトガルの駅では、空港駅以外、私が使った駅は全て、エレベーターやエスカレーターが使えませんでした😥笑
そこにあるのに、規制線が張られているんです。

スーツケース勢はみんな階段で頑張る😭いつも通りがかりの誰かが手伝ってくれました。ありがとうございます。

街中では階段の踊り場的なところにお店のテラス席が。


永遠に続く街中の階段

駅から徒歩11分のホテルだから歩けるやと思って出発したら(←私の歩き嫌いを知ってる人たちからしたら、この時点でもうすごいでしょ👏👏ドイツで歩けるようになりました👏)、
石畳の階段と坂が永遠に続き、お兄さんにスーツケース(25kg)を100段くらい手伝ってもらいました。
Google mapが示す経路は階段も含んでいたけど、階段を使わない車用道路を使ったりもしたので、結局25分くらい歩きました。
汗だく!!

普通の階段より奥行き深いのとゴツゴツ石畳がさらに難関。
この写真の手前も奥も、本当にずっと階段坂でした。
高低差がある分、街並みはとっても綺麗!

狭すぎる宿の階段

やっとホテルに到着。安宿に泊まっているので(というかここまできたらもうポルトガルではデフォルト)エレベーターがない宿だったのですが、まず受付が2階。(ドイツでいう1階。地上階は0と考える)

自分の全ての持ち物で35kgあったので、まずはスーツケースを下に置いたまま、10kgのリュック&トートバックを受付のところまで運びました。
残念ながら受付に人はおらず、スーツケースを運ぶのをお願いできず、、。

下に戻ると、おじいさんがいたのですが、とても25kgを頼める感じではなかったので、先にどうぞ(上がってください)と。
でもレディーファーストとか言われ、後ろで私が上がるのをおじいさんが待っている状態で登り始め。駅とかと違い、幅が狭くなると一気に上りづらくなりますよね。スーツケースをそこかしこにぶつけそうというか。

しかも厄介だったのは、街中の奥行きが深い階段とは異なり、この階段は奥行きがとても浅かったこと。🥲
受付に着いた頃にはスタッフも来ていて、私は汗だくの顔とTシャツのままチェックインをしました。

ちなみに後ろを歩いていたおじいさんは、隣のクリニックに入って行きました。うん、そりゃ25kgは持てないよね。

重要なこともポルトガル語で説明してくるスタッフさん

スペインに行き、ポルトガルに行き、やっぱり思った。ドイツって本当にみんな英語が話せる。
だからドイツを選んだんだけど、本当にドイツ人すごいなぁと思います。大学生世代が流暢なドイツ語なことはもちろん、街中で会った親世代もおじいさんおばあさん世代もみんな私より全然英語できる人たち。
これは高学歴だからとかではなく、どの職種についている人たちも、全体として英語ができるように感じます。

英語があんまりできないんだよね、と言うドイツ人でさえも、早口がダメで、あとはボキャブラリーが少ないだけで、私と話す分には問題ない。笑

話を戻すと、ポルトガルで宿に着いた後、部屋に連れて行ってくれたスタッフさんは英語ができませんでした。
ポルトガル語で説明を受け、ありがとう!と別れようとしたが、ん?どうも重要なことを言っているっぽい?と直感が働き呼び戻した。

もう一度ポルトガル語で説明を受けると(笑)、詰まるからトイレにトイレットペーパーを流さないでね、ということだった。
いや、めちゃくちゃ重要やん!そんなん自分達が苦労するんだからそのフレーズだけでも英語でできるようにすれば良いのに、、!それかトイレットペーパー指さしてジェスチャーしてくれい、、!

宿のタオルが汚い

これはもうシンプルに。安宿だから仕方ない、とはいえ素泊まりで12,000円です。
初めて、汚すぎて宿のタオルを使わない、という選択をしました。

電車の明かりがついておらず千と千尋

(2日目の日記をご覧ください)

世界遺産に入れない

世界遺産「シントラの文化的景観」の1つ、シントラ宮殿を見に行こうと思ったんだけど、先ほどの階段で汗をかいた服などを手洗いしていたら、宮殿に1時間くらいしか滞在できない時間になってしまいました。まぁ1時間見れたら十分か。

そしてGoogle mapで調べた行き方で駅に入ったものの、その行き先の電車が見つからず。
よく見たらGoogle map の経路表示のアイコンが、地下鉄ではなく電車マーク。地上の駅に行くべきところが地下に来てしまいました。😭

ここで電車を逃し、30分後の電車に乗ることに。シントラ宮殿の予定滞在時間は30分に。笑

ホームにあったもの。多分ゴミ箱。

シントラ行きの電車に乗って、終電で降りれば良い。
窓からの眺めを楽しみつつ、1時間弱。気づけば私は、周りの人が全員降りていく駅に着いていました。

あ、これは終点?
急いでGoogle mapを開くと、シントラの駅に近いけど真上ではない。でも、これは京王新宿駅とJR新宿駅的な?同じ名前の駅でも路線で離れることあるよな。
え、しかも終点ってことは回送になっちゃう?駅員さんが車内に人残っていないとか確認せず、車庫に連れて行かれたらどうしよう!

と思い、その車両に残っていたのが私だけだったので急いで降りました。

ん?電車の外から見える、横の表示版、シントラ行きのまま出発したぞ、、?
回送じゃない、、?

けどここが行くべきシントラ駅だったのかがわからない。
とりあえずバスターミナルに出て、自分の乗るべきバスがないのを確認して初めて、ここがシントラ駅ではないと気づきました。


急いでシントラ宮殿に向かうバスを調べるものの、直通がなく。Google mapの経路では、20分後の同じ電車、シントラ行きに乗るのが一番早いと。
10分の距離なのでタクシーでシントラ宮殿に向かうことも考えましたが、なんせタクシー乗り場がなくタクシーが見当たらない。
ここで、宮殿の閉館時間には間に合わないと判断し、1時間閉園時間が遅い、庭園のみを見に行くことに。

シントラ駅。なんだろう、あの時は焦りとがっかりと憎しみ?があってなんとも思っていなかったけど、今見ると駅が綺麗。笑天井ウェーブしてる。


正直、元いた方向に戻るか迷いました。時刻は17時30分。ここから30分ほどかけて向かい、庭園しか見られない。そこから1時間半かけて宿に戻らなくてはならない。しかも宮殿から駅までのバスがどれくらいの本数で出ているのかもわからない。
(海外旅行に行くのに、毎日海外旅行をしているようなもんなので調べる時間がなく、昨年まで行っていた旅行と比べ、事前情報が圧倒的に少ないです)

庭園だけを見に行くと決め、シントラ駅へgo。シントラ駅からタクシーを捕まえ、5分の道のりを進む。
と言いつつ、うねうね坂道でハイスピードで怖く、15分くらいに感じました。

ちなみにこれはシントラへ帰るバスだけど、こんな細い道を日本でもよく見かけるバスのサイズで走っているの。
しかも両側通行。怖すぎ🤣

そして入場口に到着。チケット売り場はもう閉まっていたので、警備のお兄さんに庭園だけ入りたいと言ったら、断られました😶
宮殿の入場はもう終わったのは知っている、庭園の最終入場はまだでしょ??と言ったけれどもNoとのこと。最終入場まで(ギリギリだけど😅)あと10分ありましたが、入らせてもらえませんでした。

私もめげずに、どこでなら庭園に入らずとも宮殿の外観を見れる?と聞き、なんとか宮殿の一部を見ました。
本当に、かけらを見ました🤣

シントラ宮殿、ネットで調べてみてください笑
見たかった面と違います、そもそも見たかった距離と違います笑

そのまま、私がシントラ宮殿に着いた時から待機していたバスに乗り、とんぼ返りの世界遺産でした。
残念。もったいない!🤣

じゃあしょうがない、美味しいものでも食べようか、と帰りの電車で良さそうなレストランを見つけました。

レストランが満席で入れない

ネットで見つけた美味しそうなレストランがある駅へ向かいました。ネット予約は2名以上から。まぁ一人だし入れるだろう、そう思っていたのですが、なんと満席。

そして待てば入れる、とかではなく次の時間の予約も満席のため、次の予約にキャンセルが出れば入れる、という。
可能性低すぎ〜

このお店目的で電車で移動してきたので、Mapで周辺のお店を探すも、評価が高いところがない、、

(このポルトガル旅を終えた後、私はこれ以降の旅行は全てご飯屋さんまで予約してから行こうと決めました。)

食事が合わない(私にとっては大問題。泣きたい)

1人の時は基本的にこの国の料理が食べたい!って店員さんに聞くスタイルなので、夕飯は店員さんのおすすめ通りにBacalhau à Brásを注文しました。
タラの塩漬け、玉ねぎ、フライドポテトを刻んで卵で閉じてあるものです。

ご飯が来るまで、店員さんの友達が出ているという
YouTubeを見せさせられました笑

見た目はなんだか美味しそう!でも食べてみたら、、、私の口に、合わない、、、。味が単調で全然美味しくない、、、。

(ちなみに翌日友達と合流後、友達が美味しいお店でこれを頼んだので一口もらいましたが、やはり好きではありませんでした、、。その後訳があり別の店でもう1回食べ、計3回Bacalhau à Brásを食しましたが、うーん、、😭ポルトガル料理って日本人の口に合うってネットで見たんだけど〜!!)

毎日の中で食事が一番の楽しみで活力な私にとって、これは死活問題でした。

現地の人のバイクに乗せてもらう

夜は夕飯食べたところのお兄やんがバイクに乗せて街案内してくれました。
人生で初めてバイク乗りました、笑
バイクでヘルメットすると、あんなに音聞こえないんだ・・・。しかもポルトガル道の陥没めちゃ多いのでがたんがたん。

千と千尋の神隠しのようで興奮した橋。
橋の上に電車が通っていて、ガタンゴトンって音がするんです。
本当に千と千尋みたいだった〜幻想的!


バイクと言えど車なので、どこかに連れ去られる可能性ももちろんあって、今回この人を信用した理由は以下の3つから。

(そもそも、食事を運ぶ時に、「この後予定ないならバイクで街案内してあげよっか」と言ってくれた)

信用した理由
・私のご飯中、近くにいなかった。外に出て自分の仕事をしていた。
・全然話しかけてこなかった(しつこくなかった)。
・私を乗せる前に、一度私の分のヘルメットを取りに家に帰ると言った。

ただし、日本の友人に、「今から〜なので、無事帰宅したらまた連絡するね。連絡なかったら心配して」と連絡しておきました。

海の近くの夜の街並み。
左右にたくさんお店が。

宿の入り口ドアが開かない

夜宿に戻ると、入り口のドアが開かない、、インターホンを押しても誰も対応してくれない、、そんな時、近くにいた人に話しかけられました。

この通り、近くにクラブがあるのでうるさくてそれなりに人通りがあって。めんどくさい酔っ払いかと思ったらなんだかイケおじ。
話を聞いてみると、YAMAHAのピアノを使っている音楽家の方。
インスタ見たらフォロワー10万人。笑
音楽全くわからないしあなたのこと知らないけれど、有名な人なのね。って言っておきました。

騒がしくて眠れない

クラブのそばだったので、騒がしくて。でも隣の部屋がうるさい、とかではなく全体的に騒がしい、系の宿に泊まるのが人生で初めてだったので、なんだか新鮮でいい感じ。それさえも楽しまないと!

洗濯物が全然乾かない

こちらは翌朝の話ですが。私はこの後も旅が続くこと、そして友人と合流することから、今洗濯しておきたい!と手洗いで計7着ほど、洗濯をしました。
外の気温は30度ほどだし、全然いけるだろうと思っていました。

それが翌朝起きたら、全然乾いていない。後日この宿の口コミを読んでみたら、ジメジメしているという口コミがたくさんありました笑
友達との合流時間まであとちょっと!というところから、ドライヤーで乾かし始めました。

ここまで読んでくださり、ありがとうございます!
久しぶりに予想外のことが多くあり、海外という感じがしました?が、その分これまで以上に現地の人にたくさんお世話になりました!

それなのに、柿の種を持ち歩いておらず渡せませんでした…🥲
誰かへのちょっとしたプレゼントにと思って持ってきた柿の種。
私と入れ違いで留学から帰ってきた兄弟にも、柿の種は好評だったよと言われた通り、ドイツでも好評。
ただ、12袋あったうち7袋くらいは、私が口寂しさでパクパク一人で食べてしまいました・・・。

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