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私の旅先の3つの決め方

日本だけで47都道府県あって、世界には196か国。
選択肢が無限大にある中で、私がどうやって旅先を決めているのかを、記録に残してみます。

1.家族との時間の過ごし方が変わっても、行ける場所かどうか。

私にはいま、自分の家族がいて、将来は自分の家族を持ちたいと考えています。

将来想定される、祖父母や親の介護、自分の結婚・出産・子育て、兄弟との助け合い。

今後自分に時間や場所の制限がくることを予想し、自由がある「今しか行けない」場所を選ぶようにしています。


2.体力が衰えても、行ける場所かどうか。

たとえば30代、40代で子育てをしたとして。
子どもが巣立った後の50代でできることと、20代の今できることは、違うと思います。

もちろん、足腰を鍛えて心も身体も元気な50代でいたいけれど、体力の面からも、今しか行けなさそうな場所を、優先しています。

アイスランドの火山、Fagradalsfjall。
歩行通路なんてないしハイスピードな登山で、
転んだらゴツゴツに固まったマグマに頭がぶつかるようなところでした。


10年後、子どもを産んでも行ける場所?20年後、子どもが巣立った後の自分でも体力的に行ける場所?

というわけで、わたしは移動時間のかかるヨーロッパを、20代のうちに満喫したいと考えています。

3.地球温暖化が進んでも、この先見られる景色かどうか。

「今しか行けない」かどうかは、自分や家族による制限だけではありません。

お天気ニュースを見れば、
「観測史上最高気温を記録」「30年ぶりの○○」「20年に一度の○○」
視聴者が食いつくように、危機意識を持ってもらうように、そういう意図があるものもあるけれど、やはり地球温暖化が進んでいることに間違いはありません。

5年後、同じ景色を見られるのか?10年後、その場所が残っている可能性はあるのか?

そういうわけで私は、大自然を感じられる場所を優先的に選んでいます。
実際、既に行った場所のいくつかは、現在地球環境の変化によって安全性が確保できず、閉鎖されています。

火山噴火の懸念で最近閉鎖されていたアイスランドのBlue lagoon。
広大な温泉とそびえ立つ雪山が印象的でした。


結婚、出産、子育て、親の介護、体力の衰え、地球温暖化・・・そして仕事。
私たちの周りには、自分の好き放題に旅をできない理由が、たくさんあります。
時間と場所の制約がある中で、「今しか行けない」場所かどうかを、優先的に考えています。


ここまで読んでいただきありがとうございます!
この記事が誰かの参考になれば、うれしいです。

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