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【環境意識が高い国】ドイツに来て驚いたこと 34選

日本出国からはや2ヶ月。ドイツでのホームステイも2軒経験しました。
ドイツに来て驚いたことを、記憶が鮮明なうちに書き留めておきます。(というか絶対慣れてしまうと思ったので、驚いた度にメモしています笑)

たくさんになってしまいましたが、文化や価値観の違いを知れてとても面白いと思います!💡

交通編

1.誰も寝ない

バスやトラム、電車の振動は人間を眠くさせる共通のものなはずなのに、みんな寝ていなくてすごい。
私はもう普通に寝るようになってしまいました。
カバンにダイヤル式のロックをかけて体に巻き付けて。

2.スマホをいじらない

これはまぁ強盗とかを考えればわかるけれど、治安の良い地域でも、バスやトラムでみんな携帯をいじっていないのです。
若者は、イヤホンで音楽を聴いているものの、携帯はいじっておらず窓の外を見つめています。

まぁずっと見ていられる素敵な景色だよね

3.予定時間より早く出発することがある

これは困ります。バスやトラム、電車ではアプリに最新情報が反映されて、2分遅れて来るとか書いてあるのですが、平気で定刻に行っていることがあります。
え、遅れるんじゃなかったの?だったらお手洗い寄らなかったよ、みたいな風になります笑
(ホームの電光掲示板も同じく)

バス、トラム、電車ともに、アプリに表示されている情報はやや前のもの。だから、現在地情報でバスはもう行ってしまったと思えても、行ってない事が多々あります。
現在地情報がもう次の駅になっていても、もう少し待ってみる価値あり。ややこしすぎです。

そして日本みたいに、定刻になるまで時間調整をする、とかはないので、定刻より早く出発してしまうことがあります。ご注意ください。

4.後ろ向きの席がある

これ、普通に作る必要ありました?!笑
新幹線のような高速列車なら、行き先によって向きが変わるのでしょうがないとしても、バス・トラムは進行方向いつも一緒だし!

いろんな人とコミュニケーションが取れるように
ボックス席を作ったのかな、、?

5.基本切符を見られない

電車の駅には改札がないし、基本的にバスやトラムでも乗り降りする時に切符を入れたりタッチをしたりはしません。
性善説で動いています。

切符はアプリかホームの機械で購入します。
たまに乗務員さんに確認されたり、私服乗務員が乗っていて確認されたりすることがあり、このときチケットが見せられないと罰金となります。
2ヶ月経ってみて、ICE(長距離高速移動列車)とREはほぼ確実にチケット確認あるな、という感覚です。

6.トラムの号車の繋ぎ目が円盤

私が使うトラム(バスのようなもの)は3両編成のことが多く、単純に言えば、バス3台分くらいの長さがあります。
日本の電車を思い浮かべて欲しいのですが、日本では、号車と号車は灰色の蛇腹状のもので繋がれ、緩やかなカーブを通過することができますが、トラムはどうでしょうか。

街中を通過するので、電車のように長い距離で緩やかにカーブを描き方向転換をするということができません。
道路が日本より広いとはいえ、普通の住宅街を右折・左折しなければなりません。

では長さのある乗り物が、どのように短い距離で曲がれているのか。
その鍵は、トラムの号車の繋ぎ目が円盤になっていることです。
曲がる時に円盤も回るようになっています。

そのため、日本の電車では穴場とされている号車の繋ぎ目は、
ドイツでは壁に寄りかかりながら、とはできず、足を取られるので子どもがキャッキャキャッキャ言うスペースとなっています。

7.歩行者の信号が点滅なしに赤になる

点滅がないので、青信号が気づいたら赤信号になっています。

8.歩行者の信号が一瞬で赤になる

7の通り点滅がないことはもちろん、青になった瞬間渡り始めても、渡り終わる頃には赤になっています。
本当に、青信号の時間は体感3秒です。
ホストファミリーに聞いたら、車社会だからねって言われました笑

9.(スクールバスでさえ)ストライキがある

海外特有、ストライキがあります。労働者の処遇改善などを目的に行われ、大体事前にアナウンスされます。
驚いたのは、子どものスクールバスですらストライキがあるということ。

ホストマザー「ここが娘のスクールバスのバス停なんだ」
私「え、いつも車で幼稚園まで送ってるよね?」
ホストマザー「あぁ、先週1週間ストライキだったからね」

こんな感じです。

10.車が高級車

ベンツやフォルクスワーゲン、BMWなどがドイツで生産されている有名な車です。普通にみんな持っています。
残念なのは、ちゃんと洗車されていないこと。笑

バスもメルセデス・ベンツ

11.前向き駐車

どこでも前向き駐車が普通で、縦列駐車も多々あります。なぜ前向き駐車なのでしょう。

12.自転車のカゴがない

日本のようにママチャリやカゴ付き自転車は基本的になく、みんなスポーツタイプの自転車です。
子どもを連れて行きたい時は、スポーツタイプの自転車の後ろに子ども用のミニカー的なの?を付けて走ります。

これは、カゴに荷物を入れて走っていたら、普通に盗難に遭うからでしょうか。

13.歩行者は右側通行でDankeと言ってもらえる

自転車専用道路があるところも多いですが、自転車専用道路がないところで歩いていた時、自転車が来たら右側に避ければDanke(ありがとう)と言ってもらえます。逆に左側に避けると特に何も言われません。

別にDankeと言ってほしいわけではないけれど、どちらも道を譲っていることに変わりはないのに、右か左かでこんなにも対応が違うのかという感じです。

また、ドイツは自転車が猛スピードなので要注意です。まぁ自転車勢が事前にベル鳴らしてくれるので気づくと思いますが!

街中編

14.人が多い

あれ、今日平日だよね?と思ってしまうほど、街中には人が溢れています。
まぁ渋谷と同じといえば同じなのかもしれないけれど、そこまで大きな都市ではないのに、たくさんの人がいます。

私は、会社に行かず働いている人が一定数いること、8時間×5日という働き方以外にも選択肢があること(週4勤務や1日8時間未満の勤務など)、残業がないこと、などが街に人が溢れている要因かなと思います。

15.飲み物を買う時デポジットを払う

ペットボトルを買う時、グラスに入った飲み物を買う時、いつもデポジット代を一緒に払います。
なので、オレンジジュース3.5€と書かれていてデポジットが2€なら、合計5.5€払います。

飲み終わったペットボトルはスーパーの回収ボックスに返せばデポジットが返ってくるし、
飲み終わったグラスはお店に返せばデポジットが返ってきます。

これはサッカー観戦の時の屋台などでも同様です。なので、帰る前にもう一回屋台に寄らなければいけません。

でも、ゴミが出ない、とっても環境に優しい良い取り組みです。

サッカー観戦の時にビールの写真を撮り忘れたので、
代わりにマスタードがけを失敗した写真を。
マスタードをかける機械が難しかった!

16.露出が激しい

海外あるあるだとは思いますが、語学学校の先生もこれで、目のやりどころに困りました。
胸元もめっちゃあいてるし、ミニスカートの日もある。そしてなんとこの先生60歳。
可愛かったですが。

少人数制で先生と近い距離だし、先生が言ったことを紙に書いて手に持って見せてくれるのでその方向を向くしかなく、私ですら毎回目のやり場に困りました。授業に集中できない笑

17.誰かが何かを落としたら一目散にみんな拾いに行く

日本では街中や電車で誰かが物を落とした時、1番近い人が拾うと思いますが、ドイツでは別に「あなた1番近くはないよね?」という人も拾いに行っています。優しい、、🙄

私は1番近くない限り「自分で拾えるだろう」「あの人が拾ってくれるだろう」で無視してしまうので、ドイツで自分が恥ずかしくなりました。

18.ゴミ箱がたくさんあるのにゴミが落ちている

上記17の人のものを拾ってあげる優しさとは裏腹に、街にはゴミが落ちています。
ゴミ箱がこんなにたくさんあるのに。信じられません。

日本では街中のゴミ箱がどんどん撤去されていき家までゴミを持ち帰るのが当たり前の中、ドイツはとても便利なのに。
すぐそばにゴミ箱があるのに、なぜ入れないの?笑

ホストファミリーに聞きましたが、2家庭とも私たちも理解できないと言っていました。
特に1軒目の家庭は、街中で落ちているものを拾ってゴミ箱に入れる人だったので、理解できないだろうなと思います。

この写真の中だけで5個大きなゴミ箱があります。
それなのに私の足元には食べ終わったゴミが…

19.飛行機雲が残る

これは結構、感動的に綺麗です。日本より全然飛行機雲が残ります。

調べてみたところ、雨が近づいているサイン…とのことですが、毎日なんだよなぁ。
そしてやっぱりドイツ以外のヨーロッパの国でも感じました。日本より全然はっきりくっきり残るなと。

消えかかりも含め3本の飛行機雲
飛行機雲がクロス

20.タバコを外ならどこでも吸う

歩きタバコも、レストランのテラス席でのタバコも普通です。
私はタバコの匂いがだめなので、食事を楽しんでいる時に近くの人が吸い出したら最悪です🤣

コートを着てでもテラス席に座るくらい、
ドイツ人生活になりました。

21.後ろポケットに入れている携帯は取られる

前友達がパリでズボンのポケットに入れていた携帯を子どもに取られた話を聞きました。

なので私は、ポケットに入れるなら、コートのポケットに入れてチャックを閉めるか、きつめのジーパンの前ポケットに奥まで入れるようにしています。

ある日ドイツでカフェに入った時、店員さんが店内でグループで楽しんでいるお客さんの後ろポケットから携帯を取ろうとしているのを見て、本当に驚きました。
え、自分の職場でそれやるの?と。

幸いそのお客さんが取られそうなことに自分で気づいたので良かったですが、それで店員さんと目が合った時、店員さんは「あはは〜」みたいな感じで冗談っぽくしていて引きました🥲
おぉなるほど。

まぁズボンの後ろポケットに携帯入れて座っていたら、携帯がより出っぱるので取ってくださいと言っているようなもんですよね、、。私も気をつけます。

22.手洗い後はハンドタオル

お手洗いに使い捨てのハンドティッシュはなく、写真のようなハンドタオルがあります。
自分が使い終わったら時間で自動的に乾いた部分のタオルが出てくるようになっていて、ゴミが出ません。エコ!

自分が使った後は右のようになるが、
一定の時間で左のように綺麗に巻かれる。
それで多分機械の中で熱風消毒されている。

レストラン編

23.店員さんを声に出して呼ばない

ネットなどにも書いてありますが、語学学校でも初日に教わる内容です。
日本では「すみません」と店員さんを呼んだりベルを鳴らしたりしますが、ドイツではしません。
来てくれるのをただただ待ちます。

店員さんには店員さんのペースがあるのでそれに任せるという感じです。私は待てないタイプなので、割と目を合わせにいっちゃいますが。

24.チップがある

え、チップないんじゃなかったの?そうです、日本で売られている観光本やネットには、ドイツではチップがないと書かれていますが、バリバリあります。
ビックリしました。

と言ってもアメリカのように多くはなく、1ドル〜3ドルほど、キリが良くなるように「請求32ドル→支払い35ドル」、「請求18ドル→支払い20ドル」にして渡します。
お釣りは要らないよ、と言ったり、カード払いで支払い前にチップの選択ボタンがなければ、チップだけ現金コインを渡したりします。

本当に渡しているのかな?と思ったら、周りの席の人のお会計を見てみてください。

エッグベネディクトが美味しすぎて
パンを追加で頼んだんだけど、
プラス料金請求されなかった。
料理と一緒にくるパン食べたら請求されることもあるし、
パンのシステムよくわからん。

25.ご飯の量が多い

外食代が高くなる理由です。
ランチでも、平気で20€(3,400円)くらいします。

量を考えてみればコスパがいいのかもしれないけれど、私はお腹いっぱいになってきついので、そんなに量はいりません。

語学学校初日。めーちゃくちゃ、多いの
語学学校2日目。ぼやけていますが。笑
これもソーセージ大きすぎて、
昨日と同じく苦しくなりながら食べました。
ドイツの外食私無理かも、と2日目にして痛感。

26.食べ残しは持ち帰りができる

日本では食中毒の観点からお店がやりたがりませんが、ドイツでは食べ残しは持ち帰るのが普通です。
持ち帰り容器も無料です。エコ〜✌️

ただ、私はランチが多くても、夕飯をホストファミリーが作ってくれるので、持ち帰りはしませんでした。どうせ食べられないと判断。

ある時家族で外食した時の持ち帰り。

お家編

4,5月で2軒、ドイツ人家庭にホームステイしたので、いろいろ学んだことが多く、書き留めてみます。

27.夜10時から朝6時は静かにする法律がある

私の1件目のホストファミリーでは、シャワーも21:00には入り終わっていてね、と言われていました。
22:00には家のすべての電気が消えて、それまで家族が見ていたテレビも消されます。
州によっては土曜の13:00〜15:00も掃除機などの使用は禁止、静かに、というところもあるようです…。

28.道端(特定の人の敷地ではないところ)に自然にお花が咲いている

日本なら、お花は誰かが育てるものであって、公共の敷地では、ボランティアの人たちが植え付けをしています。

ドイツでは、誰かが植え付けをしなくても、もう種が飛んで自然に、たくさんのお花が咲いています。ただの草っ原というのをほぼ見ることがなくて、必ずお花が咲いているのがすごいところ。
どこを見ても綺麗です。

29.道端に咲いているお花は自由に取っていい

お花屋さんでわざわざお花を買わなくとも、その辺に咲いている花を持ち帰ってお家に飾ることができます。
また、誰かが育てているチューリップ畑のような場所でも、自分で勝手に取って、お金を置いてくるスタイルができるところもあります。

家に飾られたもので一番好きだったのはこのお花!
大きな木になってたから取ってきたよーって。

30.道端・庭で取れた植物を料理に入れる

お花を飾りとして料理の最後にのせることもありますし、食事が出来上がるちょっと前にハサミを持って一旦家の外に出て、ハーブを取ってくる、なんてことはホームステイ先の2軒ともで日常茶飯事です。

ミント、パセリ、バジル、ローズマリー、セージ…。その日の食事に合わせて、料理の前・後に家の外に出て採集です💪
これがちょっとあるかないかだけでだいぶ美味しさ変わる!

チューリップはその辺の畑から取って
お金を置いてきたもの。
ケーキの上のお花もその辺で取ってきたもの。

31.夕飯が質素

日本では夕飯が1番豪華な家も多く、一汁三菜が基本ですが、
ドイツの夕飯は質素で、私の泊まった2軒は1品のみです。

また、この2軒は火を使って調理をしてくれましたが、
ドイツでは火さえ使わないカルトエッセン(冷たい料理=そのまま出せるパンやチーズ、ハムのみ)が主流です。

手間をかけない、労力を使わない、特に共働きの時代にはぴったりかも。

32.暗い中で食べる

日本でも、「使わないところの電気は消す」と言われますが、「使わないところ」の定義が日本とドイツでは大きく違う気がします。
それから電気の大きさも。

ドイツでは食卓含め、すべての電気が小さく、電気をつけてもほんの一部しか明るくなりません。
そして日本なら、リビング+ダイニングテーブルの電気をつけて夕飯を食べるイメージですが、
ドイツではダイニングテーブルの電気しかつけません。
暗い、、!

夕飯が質素なことも相まって、タイムスリップしたかのよう、、!🙄

33.ティッシュを使わない

街中のお手洗いでも、捨てられるペーパータオルは使われていませんが、家でも捨てるものは基本使いません。
手は洗えるタオルで拭くし、泊まった2軒ともで、ティッシュは家の中に存在していません。🤣

ドラッグストアでは商品としてティッシュがあるものの、家で鼻をかみたいときはキッチンペーパーを使っていました。

34.当たり前にコンポストをする

生ゴミは捨てずにコンポスト行き(庭の肥料にする)です。
これが当たり前に行われていて、ゴミは少なくなっているなと思います。

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ここまで読んでくださりありがとうございます!
他の国に行った時も驚いたことをたくさんメモしているので、今後まとめます!🇪🇸🇵🇹🇲🇦🇱🇺

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