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②イギリスでオンライン留学がお勧めな理由

次はなぜイギリスか、を書きたいと思います。

私は社会人で日中は仕事があるため、100%オンラインで行われることが条件で英語圏の学校を探しました。通常はオンラインコースでも、特に実技のあるデザイン系などでは多少の通学があるので、2017年でこの条件を満たすグラフィックデザインの修士課程(MA)は、知る限り地球上にイギリスに1校、アメリカに1校だけでした。

※2021年1月現在、私が卒業した学校ではデザイン・イラストレーションのコースは募集されていないようです。コンピューターサイエンスや文学などのコースは完全オンラインで提供されています。

①学費

どこにいてもできる完全オンラインなので、どの国でもよいのですが、アメリカは高い!!!年間の学費が300万円を超えていて、薄給サラリーマンが払うのは不可能です。

一方イギリスの方は外国人料金はあるものの、通学と比べると通信は約半額??位の年間50万円くらいでしたので、節約しながら月収・貯金を使えばなんとかなりました。もちろんいい大人なので、学費はすべて自腹です。

②期間

イギリスの修士MAは、通常1年間です。

日本では修士課程は2年なので、特に早く終わらせたい社会人にはお得感があります。

しかしながら、フルタイム(全日制)で1年ですので、オンラインでパートタイムでやると倍の2年間かかります。しかしながら「しっかり勉強が身につくから」という理由で、入学説明会で学校側は(通学でも1年と2年があるうち)2年コースを勧めていました。

③専攻を変えられる可能性がある

イギリスでは学際系をメインに、学部時代と違う専攻を大学院でとることができる場合があります。日本の大学院も少し調べたことがありますが、口頭試問があったりして違う専攻の人が突破するのは非常に難しい印象でした。

私は法学系からアート系にロンダリングしました。ただし、やはり学問自体の基礎知識がないので、始まっていきなり学問&語学の2重苦を味わうことにはなりました。

また私は修士だったので修士のことを書いていますが、この大学では学部(イギリスでは通学で3年、ということはパートタイムだと6年?)のオンラインコースもあります。多分、高校の成績さえよければ日本の大学より入学は簡単です。

④語学

もちろんほとんどの日本人にとって、英語は一番得意(私の場合一番まだマシ)な外国語だと思います。

イギリスに住んでいるのだから英語ペラペラだろうと思われるかもしれませんが、日系企業勤務で日本語しか使わないので全く喋れず、英語力は日本で駅前留学をしている人にも負けるかもしれません。

なお私だけではなく、ファウンデーションコースからやった大学学部卒業生(合計4年)の英語も私くらいのレベルだったので、実技系学部の場合英語力はそれほどなくても大丈夫です。

東南アジアに留学する方も増えていますが、やはり訛りは気になると思います。。。気にしないのであればよいですが、フィリピンの英語とイギリスの英語は違うなあ、と思います。

英語圏のカナダにも住みましたが、カナダはカナダの語彙やイントネーションもありますが、個人的には綺麗な英語だと思います。オーストラリアはいまだによく聞き取れません。アメリカは場所にもよりそうですね。

なお、ドイツ語(上級)ができる方では、ドイツでは学校やコースによってはお安く留学できるのでお勧めです(かつては無料でしたが最近は3000ユーロくらいするみたいですね)。私はあわよくば留学…と思い、月150-200ユーロくらいでフルタイムの、格安なドイツの国民学校でドイツ語を習ってみましたが、初級までで諦めました。同時期にドイツにいたたくさんの人が大学に進学し、そのままドイツに居つくことに成功しています。

次はオンライン留学のメリット・デメリットについて書きたいと思います。



野宿出身、未だにおよそ野良ですが、まだサバイブしてます。