イタリアでの生活を日本と比べると。。。
絶好調の男子バレー(近年の男子バレーはホント強くなりましたね)の主将 石川祐希(ゆうき)選手はイタリアのミラノに住んでいます。
彼がインタビューにこう答えていました。
「イタリアに住んでみて感じます。日本の生活の方が明らかに便利なんですけど。。。イタリアはなんていうのかな、"自由"なんですよね。」と。
昔ローマに住んだことのある私は、石川選手の言おうとしていることがよくわかります。
イタリアでは、情報は自分から取りにいかないと入ってきません。
逆に取りにいこうとしなければ、要らない情報はシャットアウトできるんです。自分の時間、自分と向き合う時間が取れる。
私が日本に一時帰国した時に感じたことは、そこにただ居るだけで、好むと好まないに関わらず、情報が押し寄せて押しつぶされそうになるということです。息苦しささえ感じました。
例えていうならば、24時間営業のお店みたいに一日中煌々と電気がついている、空気がどんよりして耳の奥にいつも"ビーン"と音が鳴っているみたいな感じです。
常に緊張状態、臨戦態勢。神経は過敏になり、イライラ感が起きやすく、他人へ攻撃的態度が起こりやすい。これが一時(いっとき)なら良い場合もありますが、常にそうだと神経はすり減ります。
先回お話した高校生の「ゆる寺体験」はそういう現代人の救世主なのかもしれませんね。
私が合唱をやっていることはよくお話していますが、合唱は「腹式呼吸」が基本です。
腹式呼吸で大事なのは、"吸う"ことよりも"吐く"ことです。
つい息を吸うことに意識がいってしまいがちなのですが、そうではないんです。吸おう吸おうとすると意外に息は入ってこない。
逆に息をしっかり吐ききることで、ふっと力を抜くと、吸おうと思わなくてもストンと息がお腹に入ってきます。
呼吸の話は、情報過多の現代や、ゆる寺体験の癒し、心の休息とつながっているように思いますが、あなたはどう感じられたでしょうか。
2024年7月4日
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