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トマトって”だし”みたい・・・?

NHKの番組「アサイチ」で「だし」特集をやっていました。

その中で「あ~やっぱりそうだったのか。。。」と私が納得したことがあったのでお話します。

私は昔、イタリアのローマに2年間住んでいました。
外食は値段が高いので家で自炊することが多く、パスタをよく作っていました。

ローマのパスタはトマトソースが基本です。
フライパンにたっぷりオリーブオイルを入れ、叩いて潰したにんにく片を入れて香りをつけます。
そこに千切りにした玉ねぎを入れ、炒めて甘みを出した後、トマトピューレ(缶詰でOK)をたっぷり入れて酸味が飛ぶまでしっかり煮込みます。
最後に塩コショウで味を調えて、基本のトマトソースが出来上がり。

そこに好みでベーコンや、魚介、野菜などを加えたりするのですが、トマトソースだけでもしっかり味とコクが出て美味しいのです。

その時私は「トマトソースってなんか、かつおだしみたいだな。。。」と感じていました。

そうしたらやっぱりそうだったのです。

トマトにはグルタミン酸という"うまみ成分"が含まれていたのです。

ちょっと違っていたのは、私はかつおだしみたい、といいましたが、昆布だしに近いということ。
(かつおだしはイノシン酸で昆布だしはグルタミン酸が含まれています。)

20数年前から思っていたことがやっぱりそうだったのか~となんとなく嬉しくなりました(今さら。。。笑)。

ローマでパスタを作ると「あれっ私、こんなに料理上手だったっけ?」と思うほど美味しいパスタが作れます(特に茹で具合)。
袋に書いてある通りに茹でるだけなのに、絶妙な硬さ(アルデンテ)に茹であがるんです。

本来のアルデンテは、芯が残って硬いというのではなく、モチモチムチムチの歯ごたえが絶妙です。

同じく日本から駐在に来ていた人に訊いてみたら、どうやら水に理由があるみたいです。
イタリアの水は硬水です。日本よりかなり硬め。
これで茹でると自然にアルデンテになるのだとか。
その他にも塩はたっぷり入れて(海水と同等、かなりしょっぱいと感じるくらい)茹でるのもいいらしい。
ローマは湿気が少ないので乾燥した気候も要因のひとつなのだとか。

ひとくちにパスタといっても奥深い。。。

あ~明日のテレワークのランチはパスタにしようっと!
2024年4月25日

★このnote投稿の概要は最初の記事「はじめまして」をご覧ください。

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