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継続が苦手な私がなぜか続けられている”4行日記”のメリット

まず、このnoteを読んでいただく前に把握してもらいたいのが、
「私は継続することが大の苦手」だということ。

私は学生の頃から、何かを続けることに対してとても苦手意識を持っていました。そんな私でも、なぜか今年に入ってから始めた「4行日記」は毎日欠かさず書くことができています。

4行日記を初めて早3ヶ月が過ぎようとしていますが「実際に4行日記をやってみてどう?何か心境の変化とかはあった?」と自分に問いかけてみると、結構メリットはあったかなと思います。

今回は、私の今の気持ちも踏まえながら、4行日記のメリットをご紹介したいと思います。


4行が”ちょうど”イイ

最初に見たとき「なんだ4行って?中途半端だな」と思いましたよね?いつかの記憶で3行日記は聞いたことがあったような……

そもそも私は何に4行日記を書いているかというと、100均で買ったスケジュール帳です。

マンスリーページの後にある、見開きで2週間のウィークリーページに書いています

狭いスペースではありますが、ここに毎日日記を書いています。最初は3行だったのですが、書き始めていくとだんだん「もうちょっと書きたいな……」という気持ちになっていて、いつの間にか小さい字で4行書くのがデフォルトに。

個人的な意見ではありますが、「5行日記」を書けと言われたら、少し多いような気がして書くのが億劫になるような気がしませんか?

ふと、4行で何文字くらいなのだろうと思い、何日間か抜粋して平均してみると、大体120文字でした。ちなみにXでの投稿では140文字が限度です。そう考えると120文字なら書ける気がしてきませんか?

3行は少ない、でも5行は多い。4行がちょうど「イイ」のです。

書くのは寝る前!寝ぼけて書くのも味が出る

私が4行日記を書くのは「寝る前」です。今日は眠いから今のうちに書いといたほうが良いかもしれない……と思うときもありますが、そこはちょこっと我慢して必ず寝る前に書くようにしています。

なぜなら、今日が終わる、ベッドに入る直前まで何があるかわからないじゃないですか!もしも少し早めに日記を書いてしまって、その後に書きたい出来事が起これば「なーにー?!やっちまったな!!」になってしまうじゃないですか。

書き足せば良いだけの話かもしれませんが、私はそんな面倒なことはしたくないのです。

だから、必ず寝る前に書きます。1日の振り返りを、1日の本当の終わりの時間に記録をします。

今パラパラっと自分が書いた日記を見てみましたが、ミミズのような字で書かれた日記もちらほら。もはや何を書いているのか読めないくらいの日記も。

でも、見返してみると「あ〜この日疲れてたんだな、私1日頑張ってたんだな」と振り返ることができます。書いていないよりずっと良いです。もし書かなければ「書かなかった」という事実しか残りませんからね……

継続が苦手だとしても、何かしら書いて残しておくことが大事だと思っています。寝ぼけて書いてもそれで良し。それも後から見ればきっと良い味になります。

毎日日記で自分のマインド変化に気づける

私が4行日記を初めて最も得られたメリットは「自分のマインド変化に気づけるようになった」ということです。

私自身、仕事をしていて上手くいかなかったり、人間関係で辛いことがあったり、マインドが常に前向き!というわけではありません。人間みんなそうだと思います。

そんな中でも、やっぱり楽しいことはあるし、ある出来事をきっかけにまた前向きにもなれます。

こんなふうに、マインドには波がありますが、その波の原因をわざわざ考えることってあまりないのではないかなと思います。

日記だと「こういうことがあってこんな気持ちになった」という出来事と気持ちがセットになっているので、自分のマインド変化を「見える化」することができます。

人間、普段の生活でどれだけ良い出来事があったとしても、ひとつネガティブな出来事があると、そればかり気にしてしまうこともありますよね。

日記に書くことで、しっかりと目に見える形で「ポジティブな、楽しんでいる自分」を残すことができます。この”プラス”の感情があった瞬間を、忘れずに大事に残しておきたいなと私は思っています。

4行日記を続け、マインド変化に気づけるようになったことで、ネガティブになっている自分を受け入れ、そして辛い出来事を乗り越えポジティブになれている自分をえらい!と思えるようになりました。

自分と向き合えるようになるのも、4行日記のメリットかもしれません。

言語化能力が身に付く

日記を書くことのメリットとして、言語化する力が身に付くのもひとつ。先ほど4行だと120文字くらいとお話しましたが、4行日記を書くと「少ない文字数でいかに伝わるか」を自然と意識するようになります。

日記なので、世に出すことはありません。「いかに伝わるか」というのは、後で見返したときに「未来の自分にどう伝わるか」です。

4行日記を続けていくうちに、1日の出来事をコンパクトにまとめて……(どこかの夜の報道番組で聞いたことがあるような)をいつの間にか意識して日記を書くようになっていました。

色々な出来事があると、書きたい、伝えたいことは多くなってしまいそうですが、4行日記に書けるのはたった120文字。その限られた文字数の中で、自分が伝えたいことを厳選する。書くのに慣れていくと、これが自然とできるようになります。つまりは言語化能力が身に付いていくということです。

最初は適当に書いていた4行日記でしたが、見返したときに「思い出」として残したいという気持ちが出始め、そこから自然と日記が具体的になっていったような気がします。

たった4行、されど4行

今回は、継続することが苦手な私がなぜか続けられている4行日記についてご紹介しました。

正直、今でも継続は苦手です。それでも4行日記が続けられている理由は「書くうちに楽しくなってきたから」だと思います。あとは、私にとって「3ヶ月」はあまりにも長く続いていると認定されているので、今更書くのを止めるわけにはいかない……!という使命感も少しはあります。

「最近の若者は自己肯定感が低い」という話もよく聞きますが、私も決して高いほうではありません。でも4行日記を始めて、毎日頑張った記録を残していることで以前より自己肯定感も高まり、ポジティブになれている気がします。

たった4行かもしれませんが「前の自分より今の自分のほうが好きかも」と思わせてくれる4行日記を、私はこれからも続けていこうと思います。


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