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ぷらっと四国旅~松山~高松~徳島~ 最終話


丸亀駅から列車に乗ってもう何回目かわからない高松駅に到着。高松駅からは珍しく特急に乗る。あぁ特急はやっぱり快適・・・。

普通列車に乗り換えて板東駅に到着。ここから歩いていくのは四国八十八カ所最初の札所である霊山寺である。

お遍路のお寺は公共交通機関では行きづらいところが多いが、霊山寺は街中にあって歩いてでもいける。15分ぐらい歩くと・・・。

参道に入る。ここからさらにまっすぐ入ると、お寺が見えてきた。


一番札所の近くに洋食屋があるだと・・・?

時刻はお昼すぎ。うどんを食ったばっかりだがもうお腹の虫が鳴りまくり。調べてみると近くに洋食屋があるらしい。
お寺に洋食屋、お遍路に洋食屋。一見不釣り合いと思われる組み合わせになぜか惹かれ、入ってみることにした。


日替わりランチを注文。ミックスフライ定食。こういったお店って量が少ないイメージがあったのだがここはボリューミー。味ももちろん美味しく、私のお腹の虫はあっという間に鳴りやんだのである。

気分だけでもお遍路さんに

再びお寺に戻る。境内を散策する前に、せっかくなら・・・。と向かったのは近くのお土産品店。ここではお遍路さんの服装一式をレンタルすることができる。ずっと借りることはできないのであくまでも格好だけなのだが、気分だけでもこれからお遍路を旅する人になりたいのだ。


レンタル一式。

境内の中はちょっとした庭園みたいになっている。池には活きのいい鯉が泳いでいた。





ここから八十八番札所まで、順番通りに巡るとおよそ1400キロに及ぶ長い道のりだ。また逆打ちといって八十八番札所から巡る方法や何回かに分けて巡礼する方法など、一概に巡るといっても手段は多岐にわたる。どっちにしても大変なことには変わりない。八十八の札所をすべて回り終えたとき、人はどんな感情になるんだろうか。興味はあるが、いざ自分がやるとなると腰が引ける。

もし私が大富豪だったら、タクシーを使って・・・。でもそれって達成感があるんだろうか。そんな変な考えをしながら駅へと戻った。


高松駅に戻る。時刻は午後6時過ぎだが、帰りのジャンボフェリーの出発までまだまだ時間がある。どうしようかと思い観光案内所の人に聞いたら片原町に行けばなにかあるはずということで琴電にのって片原町で下車。

しかし日曜の夜。お店はどこもいっぱいで結局松屋で牛丼を食べて夕飯を凌いだのである。なんか寂しい。せっかくなら骨付鳥も食べたかったがまたの機会である。

ということで今回の四国旅はこれで終了。昨年就航したジャンボフェリーの新船・あおいに乗って神戸に向かう。

結局・・・。下調べ不足で十分に満喫できなかったのが正直な感想である。いきあたりばったりの旅は・・・。私の旅のスタイルには合わないんだろうな。次、四国にくるときは入念に下調べをしてリベンジしたいと誓い、船に乗り込んだ。

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