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ラストラン!北陸特急街道の終焉を見届ける旅 最終話

次にやってきたのは小松駅。

小松といえば世界的重機メーカー・小松製作所の拠点。駅前にはこまつの社という公園が整備されており、市民の憩いの場になっている。最大の特徴として・・・


2機の巨大な重機。一応ショベルカーとダンプカーだが、正直よく分からない。公園の為に特別に作られたものかと思いきや、実際に製品カタログに載っているから驚きである。どこで使うのか気になる。

6年ぶりに降り立った地でかつての自分を労う

最後に訪れたのは加賀市にある加賀温泉駅。温泉駅と名付けられているが、実際に温泉街に行くにはここからバスに乗り継いでいかないといけない。

駅舎は北陸新幹線開業に合わせて新築されたもので和の雰囲気を十分に醸し出した外観である。昔は影も形もなかったんだけど。凄いなぁ。


なにを隠そう、私はかつて加賀市に住んでいたことがあり、この駅をよく利用していたのである。なので今回訪れた駅の中では多少土地勘がある。といっても住んでいたのは6年前。やはり周りの景色は変わる。

いろいろあって、加賀市に住んでいたのはごくわずかな期間だったがそれでも私の人生の中での一つの歴史。加賀を離れる時、サンダーバードの車内でくやしくて号泣したほど、比率でいうと大変つらい記憶の方が多かったのだが、それを消すわけにはいかないのだ。

そういえば6年前は仕事が猛烈に忙しく温泉街に行く余裕もなかった。今回は時間に余裕がない。三度目の正直、がこの場合に当てはまるのか分からないが今度来るときはじっくり温泉につかりたいのである。

訪問してから1か月後・・・。


今回は無理くり1泊2日で強行した北陸旅。旅というより乗り鉄の修行の一環だったのかもしれないが、それでもなんだかんだいって楽しかった。旅の基本をもう一度感じとれた気がしたのである。

訪問してから1か月、新幹線の熱が届いた北陸の地にまた行きたい。

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