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湯治の旅2~城崎の外湯めぐり~ 第3話

500円の激安観光バス、たじまわる号で但馬地域を巡る。まず最初に向かうのはコウノトリの郷公園である。

但馬地域は昔からコウノトリの繁殖活動に力を入れている地域である。自然豊かな但馬で育ったコウノトリは現在200羽を超え、日本各地でコウノトリが目撃されている。外を見ていると羽ばたいている大きな鳥が。
「あれ、コウノトリですかー?」
「あれはサギですねー。」
乗客とバスガイドのやりとりが続く。こうしてコウノトリの郷公園に到着。


中ではガイドさんがコウノトリについて説明中。空を見ていると羽ばたいている鳥が。あれはコウノトリらしい。


但馬から日本へはばたくコウノトリ。現在も絶滅危惧種に指定されているが、保護に携わる方々の尽力により、その指定が解かれる日も近いかもしれない。

出石名物・皿そばを食べまくりたかった・・・。

バスは出石市へ入る。ここで昼食休憩である。

出石と言えば皿そばである。そばを小皿に何皿も盛り提供するスタイルは出石ならでは。時計台を見ながらそば屋を探す。

出石市は小京都を呼ばれるほど、昔ならではの家屋が立ち並ぶ街である。その中をさまよいながらそば屋をさがすこと15分。1人前850円と周りと比べて安いそば屋さんを見つけ入る。

さっそく注文。1人前は5皿からでおかわりしたい場合は1皿から追加で注文が出来る。

まずはシンブルにつゆで頂く。そばの香りを感じながら食べ進めていくとあっという間に1皿が無くなる。

次に味変アイテムとしてとろろを入れる。またおいしい。こうしてあっという間に5皿を完食。ホントは追加注文したかったが、お金がない。くどいようだが、あくまでも貧乏旅行なのだ。こうして皿そばを食べ終えた

でもやっぱりおなかの虫がなるので

しかし、私はデブである。皿そばを食べてもおなかの虫が鳴りやまない。なのでお土産屋さんに出向き、そばドーナッツたるものを購入。近くにあったベンチに座り食べてみる。

そばの実が入ったドーナツは甘すぎず、ほのかな香りがして食後のデザートにはうってつけだった。なんとなくだけど、牛乳がほしかったかな。

こうして昼食を兼ねた出石市訪問は終了。出石にはほかにも観光名所がいくつもあるが、全てを巡るには時間が足らず、バスガイドがおすすめしていた永楽館は貸し切りで入れないという間の悪さも発動し、バスは最終目的地、竹田城跡へ向かった。


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