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#02 はじめてのムニエルにチャレンジ

はじめてのムニエルとして、切り身の鮭を使った基本のムニエルにチャレンジしてみましょう。

🗺 設計図

まずは基本のムニエルの全体像を確認しましょう。白色の枠は最低限必要な要素、点線の枠は好みでアレンジできる要素です。

点線の枠はこのほかにも様々な選択肢があります。自由に発想してみましょう。

🥦 食材

ムニエルは鮭が定番です。鮭のほか、たらやかれいなどの白身魚や、クセが少なく、身のしっかりしているかじきやさわらもおすすめです。

🧂 味付け

薄力粉をまぶした魚をバター風味で焼き、シンプルに塩で味つけします。

🥘 調理のポイント

💡 魚に下味をつけてみよう

焼く前に、魚の切り身に塩をまんべんなくまぶしましょう。魚に下味が付き、余分な水分が抜けて身が引き締まる効果もあります。
塩と一緒に、こしょうをふって風味を付けても良いでしょう。

浮き出た水分はキッチンペーパーで拭き取りましょう

💡 粉をまんべんなくまぶしてみよう

魚に下味をつけたら、焼く前にまんべんなく薄力粉をまぶします。薄力粉をまぶすことで、魚のうま味を閉じ込めて、表面がカリッと香ばしく焼き上がります。ムラができないようにまんべんなくまぶしましょう。

余分な粉は軽く叩いて落としましょう

💡 皮目をしっかり焼こう

油が温まったら皮を下にして並べます。皮目から焼くと皮が縮まず形がくずれるのを防げます。フライパンに皮を押し当てるように焼くと、皮がカリッっと焼きあがり、皮と身の間に残った臭みが、脂と一緒に外へ溶け出ます。香ばしい焼き色がついたらひっくり返して両面焼きましょう。

魚を立てて皮の部分をしっかり焼きましょう

💡 魚からでた余分な脂を拭いてから仕上げよう

魚を焼くと、余分な脂がフライパンに染み出してきます。キッチンペーパーなどで拭き取ってから味付けをすることで、雑味のないスッキリした味に仕上がります。また、調味料も馴染みやすくなります。

油をきれいに拭き取ってからバターを馴染ませて仕上げる

バターが溶けたらスプーンですくって全体にかけながら魚にバターを馴染ませましょう。最後にバターで焼くことで風味と香ばしさが加わります。

🎥 お手本動画

設計図をもとにした調理例を紹介します。

鮭のムニエル

※ 動画のテロップについて
動画には解説のテロップが挿入されています。歯車のアイコンから、字幕 => 日本語 を選んでご視聴ください

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