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自分の進みたい道がわからなくなって迷子になっていませんか?

こんにちは!
ピラティスインストラクターの
小山多芭沙です。

突然ですが、みなさんは講師をしていて
自分の進みたい道に進めているか
わからなくなって、迷子になっている…
なんてことありませんか?

実は、それ私のことなんですけど、
何で迷子になっているかと言うと、
子供の頃からずっと身体を動かしてきたのに、
身体の使い方がよくわからなくて、
頑張っても思うように上達しなくて、
好きなことをやってるのに、
楽しくなくなってしまったり…。

ずっとそれが解決できないことで
前に進めずに、同じ所でグルグルと
迷子になっていたんですよ。

そのために何だか自分に自信が持てずに
進みたい道もわからなくてモヤモヤ
していたんですね。

今日はそんな私がどのように、進みたい道
を見つけて、前に進めるようになったかを
お話ししたいと思います。
私も迷子かも…という方は
参考にしてみて下さいね。

私は3歳の時に、バレエを習い始めたんです。
そのバレエ教室は海外のバレエ学校と
姉妹校になっている教室で、
母は私の才能を引き出してくれるのではと
期待して選んでくれたんですね。

それで、年長の時に初めて発表会に出たん
ですけど、ほかの子がお母さんと離れるのが
寂しくて泣いていたりするのに、
一方私はというと、
メイク係の母にメイクをしてもらい、
白鳥さんの衣装を着せてもらったのが
とても嬉しくて、ルンルンで舞台に上がって
いて、すっかりバレエのとりこに
なっていたんですよ。

その時の私の夢は当然バレリーナになること
だったんですね。

けれども、4歳の時に3番目の妹が、
頭に大きな障害を持って産まれてきて、
検査で耳が聞こえないことがわかったん
ですよ。

母は入退院を繰り返す妹につきっきりで、
2番目の妹と父との寂しい生活を送ったり、
6歳の時に三女の病院や聾学校に通うために
家を引越して、転校することになったりと

私の周りの生活が一変してしまって、
バレエも長くお休みしたんですね。
そして、お休みする前にバレエの発表会の
振付が始まっていたけど、今更行っても
私の出る所はもうないんだろうなと
思ってしまって、そのままやめてしまい、
そこでプツンと夢が途絶えてしまったんです。

それから数年経って小5の時に
体操教室の見学にいって、床の演技に
一目惚れして器械体操を習い始めたんですよ。

音楽に合わせてステップやジャンプや
難しい技を組み合わせていて最後のポーズまで
が1つの作品のようになっていて、
その要素がバレエに似たところがあって
どんどんのめり込んでいったんですね。

私は、いつか試合に出て
床の演技で1位をとることが
夢になったんですよ。

床の演技をするためには、
試合に出場する選手コースに上がらないと
できないんですね。
小5で始めた私にはかなりの努力が必要
でしたが、何とか中1の時に選手コース
に上がれたんです。

その、選手コースには全国大会で優勝する
ようなレベルの高い上手な人がたくさんいて、
私は、少しでもその人達に近づきたいと
思ってたくさん努力したんですね。

けれど練習する技は段々難しくなって、
なかなか上達できなかったんですよ。
先生からはよく空中の姿勢が反り過ぎていると
注意されていたんですが、それを直すために
どこを意識したらいいかわからなかったん
ですよ。

私はどうしてできないんだろう?と
自信を無くし、自分のことが嫌い
になっていったんですね。

そして床の演技で1位になりたいだなんて
恥ずかしくて口に出せないと思うように
なってしまい、その夢に挫折した私は
中3で体操クラブをやめたんです。

その後高校で体操部に入って高3で引退し、
普通の大学生になったんですが、
やりたいことが見つからずにいたんですね。

そんな時に母から
「またバレエ習いにいってみたら?」
と言われて、バレエの夢を捨てきれずにいた
私はもう一度やってみることにしたんですよ。

6歳まで習っていたと言ってもほぼ初心者で、
思っていたよりも全然上手くできなかった
けれど、音楽に合わせて身体を動かすのが
とても心地よくて、懐かしくて、
「やっぱりバレエ楽しい」って
思ったんですね。

大学を卒業しても就職してもそこでやりたい
ことは見つけられず、結婚しても出産しても
趣味のバレエをずっと続けてもう30年、
今に至っているんですよ。

けれど、いざレッスンを受けてみると、
体操を8年してきた私は反り腰と反張膝を全開に
さらに表面の筋肉でガチガチに固めることを
当たり前にしていたので、バランスはとれないし、
軸なんて存在すら知らなかったんですね。

先生から骨盤を立ててと言われて、お尻の表面
の筋肉でギュッと骨盤を後傾させてみたものの
タックインになってると注意されてしまって、
前傾したり後傾したりどうしていいか
わからなくなり、まさに迷子…。

身体をどう動かしたらいいのか、
具体的にどの部分に力を入れればいいのか
ほんとにわからなかったんです。

これって、体操をしていた時と
悩みが同じだったんですよね。
「私、根本的に何か間違っていることが
あるのかも…」

諦めきれない私は、
迷子になっている私の身体の中の
どこが真っ直ぐなのか知りたくて
ピラティスを受けたんですよ。

初めてのレッスンで先生は胡坐を組む
私の腰を「ここが真っ直ぐです。」と
グッと後ろに引いたんです。

私は凄く後ろに倒れた感じがしたんですが、
でもそれだけ腰を反り、前に押し込んで
いたんだとわかったんですね。

何年も腰椎を反り続けていた私は床に寝た時、
腰どころか背中の下部も床から浮きあがって
いたんです。
私が当たり前だと思っていた姿勢は
正しい場所から随分離れていたんですよ。
知らないことって恐ろしいな~って
思いました💦

そしてもっと深く知りたくなって、
ピラティスの指導者資格もとったんです。

ピラティスの講座を受けている中で
呼吸の機能を高め横隔膜をはじめとする
インナーマッスルを連動させて、
効率よく身体を使うということは
私が悩んできたことをきっと解決できると
思ったんですね。

なので呼吸でインナーマッスルを働かせる
レッスンは鼻息荒めで先生の言葉を一語一句
聞き逃さないようにして受けたんですよ。

けれど、すぐにできるようにはなれないん
ですね。
頭では理解できるけれど、身体で理解するのは
とても難しいんです。

お腹の中をインナーマッスルを働かせて繋げた
状態でいろんなエクササイズをするわけですが
動き出すと身体の中の繋がりが切れてしまって
アウターマッスルで動いてしまうんですよね。

自分で色々試していて、
ニュートラルポジションに骨が並ばないと
インナーマッスルが働かないこと、
身体に力みがあると働かないことが
わかってきたんです。

身体の中の使い方がわかるようになりたい
からこそこれにこだわって長い時間をかけて
試行錯誤したことで、ようやく身体の中の
繋がりが「こういうことか」と
思えるようになったんですね。

それをバレエのレッスンでも意識する事で
身体の使い方が変わってきて、先生からも
褒めてもらえるようになったんですよ。

そして嬉しいことに、お尻や太ももも
細くなってスタイルも変わってきたん
ですね。

とはいえ長年の姿勢の癖は簡単に
治るものではなく、バレエの順番で
頭が一杯になるとどこかへ
飛んで行ってしまうんですが…。

でも、前の私のようにどこが正しいか
わからずに、上手くいかない自分を
ダメだと嫌いになるのではなく、
できないのは姿勢に問題があって
身体を緊張させ過ぎていたからと
理由がわかっているので、
とても気持ちが楽になったんですよ。

そしてもう迷子にならずに、
自信を持って前に進んで行けるように
なったんですね。

皆さんも私のように当たり前と思っている
ことが、実は正しくなかったと気付くことが
出来たらご自身の悩みを解決できるかも
しれないですね。

バレエやピラティスや体操などを指導されて
いる方で、上手くいかなくて悩んでいる
生徒さんにどのように教えたらいいのか?
ご自身が自信が持てずどう教えたらいいか?
と迷っている方に

現在、30分の無料セッションを
行っています。

私のように迷子になっていて、
自信を持って教えられない方の
何かの気づきになったら
嬉しいです。

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