第二十二章 スクラップブックはいいぞ!! 〜冒険の書を作ろう〜
旅行に出る度に思うのは、撮った写真をただ保管するだけの勿体なさ。立ち寄った観光名所の入場券だって、気付けばどこに仕舞い込んだのか分からなくなる物悲しさだ。
そうだ。それなら【冒険の書】を作ろうではないか!!!
.
.
.
スクラップブックを初めて見たのは、中学生だった。腐女子な友人が好きなBLイラストを寄せ集めて作ったスクラップブックを持っていたのだ。面白いことをするものだとは当時から思っていた。その頃から好きを詰め合わせたスクラップブックに憧れのような感情は持っていた気がする。
.
.
.
先週末、私は某アプリで出会った知り合いとオフ会旅行を楽しんでいた。その写真をただPCに保管して終わるのが勿体無いと感じ、私は100円ショップに向かった。100円ショップに行けば欲しいものが大抵そろうのだから本当に便利なものだ。こいつすぐ100均に居るな……と思った貴方。その通りである!
まず買ったのはスクラップブックだ。サイズは小さめ。リングノート式のクラフト紙というだけで洒落て見える。ダイソーで手に入れたこちらのスクラップブックは中身が12枚のものだが、小旅行の写真を軽くスクラップするだけならば十分だろう。
それから適当なシールを購入する。手書きで色々なデザインをこしらえるのが苦手ならば、是非シールを買うことをおすすめする!かく言う私もデザインセンスは自信がない……。これでもかというくらいシールに頼らせてもらった。これも100円ショップのシールコーナーで充分だ。安く色んなシールが買えてしまうから、選ぶのも楽しくなる。それからマスキングテープもあると便利だ!
好きな写真を適当におうち印刷。私は手持ちの光沢紙がハガキサイズとA4サイズしかなかった為、スクラップブックからはみ出さないように適当に裁断した。
写真も案外色んなサイズ、形に切ってしまっていい気がする。スクラップブックの1ページあたりの面積が小さいので、写真は1ページに1枚か2枚程度並べることにした。少しごちゃごちゃするくらいの方が楽しげだ。加えて、折角なので入場券なども貼り付けてみた。これで入場券どっかいったわ問題も解決である。
写真などを並べたら空いたスペースにまず文字を置く作業だ。これも私は太細の名前ペン一本しか使っていない。色を加えたり飾り文字などにすればもっと華やかになるとは思う!文字もスクラップブック直接書き込むのと、シールの上に書き込きこんで貼り付けるものに別れているが……このバランスも正直なところそこまで厳密なルールはない。書く事だってなんだっていい。写真を見て感じる事でも、写真を撮ったときの状況でもいい。なんならうまい文章を書こうとしなくていいと思う。しょーもないやり取りの記録や素直な思いも、後でスクラップブックを見返した時にきっと思い出を華やかにしてくれる。
写真と文字さえ置いてしまえば残りはスペースにシールをはるばかりだ。フレークシールやこじんまりとしたシールだけでなく、大きめのシールも買っておくとここで格好良いページを作れる&隙間を埋められるので私はお勧めだ!シールの上にシールを重ねるのも楽しい。それから案外重宝したのが文字の書かれたシールだ。英文ってだけでそれっぽい格好良さを演出できるんだよなぁ。
.
.
.
こうして出来上がったのがこちらのスクラップブックだ。2日間の思い出を雑多にぶち込んだ。ページを捲っていると、つい先日の話なのにもう皆が恋しくなるwww
楽しかった思い出を形にする。手間は多少あるが、是非ともみんなにスクラップブックを作ることをオススメしたい!!
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?