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本来の機能を発揮させる『足づくりのための徒手療法』


こんにちは、だいじろう(@idoco_daijiro)です!


前々回は『インソールを作成するための評価』について、前回は『具体的なインソールの作成法』についてご紹介していきました。


いかがだったでしょうか?


分からない点などがあれば、購読者専用オープンチャットでご質問ください!


実際の臨床では、インソールを作成する前に『足づくり』を行います。


徒手療法やエクササイズで足部機能を改善させていき、それだけでは不足している部分に対してインソールで対応するという流れですね。


ですので、順番が前後しますが、今回は『足づくりのための徒手療法』について解説していきたいと思います。


私が実際に臨床で活用している『足づくりのための徒手療法』を18の行程に分けて解説しています!


以下に解説する一連の流れは『触察/ハンドリング』がベースとなります。


足を触ることに苦手意識がある方は、まず機能解剖をイメージしながら足を触りまくることから始めてみてくださいね!


では、実際の『足づくりのための徒手療法』について解説していきます!




▶ 内側縦アーチに対するアプローチ

① 舟状骨モビリティ

スライド01

一方の手で踵骨を把持・固定し、母指にて載距突起を下方から支持します。


もう一方の手で舟状骨を把持し、回内・底屈の可動性を促します。



② 内側楔状骨モビリティ

スライド02

一方の手で舟状骨を把持・固定し、母指にて舟状骨内側を下方から支持します。


もう一方の手で内側楔状骨を把持し、回内・底屈の可動性を促します。



③ 第1中足骨モビリティ

スライド03

一方の手で内側楔状骨を把持・固定し、母指にて内側楔状骨を下方から支持します。


もう一方の手で第1中足骨底を把持し、回内・底屈の可動性を促します。



④ 内側列モビリティ

スライド04

一方の手で踵骨を把持・固定し、母指にて舟状骨内側・内側楔状骨を下方から支持します。


もう一方の手で舟状骨・内側楔状骨・第1中足骨を把持し、回内・底屈の可動性を促します。


その後、内側縦アーチを十分に作り、軸圧・振動刺激を加え、固有感覚を促通します。




▶ 外側縦アーチに対するアプローチ

⑤ 立方骨モビリティ

スライド05

一方の手で踵骨を把持・固定し、母指にて踵骨前外側を支持します。


もう一方の手で立方骨を把持し、回外・底屈の可動性を促します。



⑥ 第5中足骨モビリティ

スライド06

一方の手で立方骨を把持・固定し、母指にて立方骨内側を支持します。


もう一方の手で第5中足骨底を把持し、回外・底屈の可動性を促します。



⑦ 外側列モビリティ

スライド07

一方の手で踵骨を把持・固定し、母指にて踵骨前外側・立方骨内側を下方から支持します。


もう一方の手で立方骨・第5中足骨を把持し、回外・底屈の可動性を促します。


その後、外側縦アーチを十分に作り、軸圧・振動刺激を加え、固有感覚を促通します。


ここまでが無料で読める内容となります。
以下では「本来の機能を発揮させる『足づくりのための徒手療法』」について詳しく解説していきます。
詳しく知りたい方はぜひ"実践!ゼロから学べる足の臨床"マガジンの購読をお願いします!


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