【番外編】関節運動の仕組み〜力学の視点から捉える〜
こんにちは、だいじろうです。
いつも足マガジン・腰マガジンをご購読いただき、ありがとうございます!
突然ですが、今回は【番外編】として「関節運動の仕組み」について解説していきたいと思います。
え?今さら?
と思われた方もいるかもしれません。
今回、なぜこのような内容について解説しようと思ったかと言うと、SNSなどでいろんな有益な情報を発信されている方がいらっしゃいますが、そのなかでも「運動学」や「バイオメカニクス」に関する発信に対する反応が微妙だなと思ったからです。
「え?それはちょっと違うんじゃない?」とか「さすがに恣意的な解釈だよね」といった発信に対しても「分かりやすい!」「勉強になりました!」といった反応がみられたりするんですよね。
私が運営しているオンラインサロンKIZUKIのメンバーにそういった話をしても、「なぜそれが正しい(誤っている)と言えるのか」を論理的に説明できる方が少なかったんですよね。
なので、今回のような内容を改めて解説していこうと思いました。
基本的な部分かもしれませんが、復習がてら読んでいただければ幸いです。
ではよろしくお願いします!
はじめに
最初にいくつかクイズを出します。
大内転筋ですが、股関節に対してどう作用すると思いますか?
もちろん「内転に作用します」よね!
では、なぜ大内転筋が股関節内転に作用するのかを論理的に説明できますか?
SLRですが、なぜ脚が挙がるんでしょう?
こちらも「腸腰筋や大腿直筋が作用するから!」とすぐ答えられるかと思います。
では、なぜ腸腰筋や大腿直筋が作用すれば脚が挙がるのかを論理的に説明できますか?
これらに対して、「大内転筋の作用が股関節内転だから」とか「腸腰筋や大腿直筋の作用が股関節屈曲だから」といった説明では不十分ですよね。。。
ではこれはどうでしょう?
中殿筋は外転筋として作用しますが、外転位、中間位、内転位のどれがいちばん強く作用するでしょうか?
おそらく「長さ−張力曲線があるから、内転位がいちばん強く作用します!」という説明が多いのではないでしょうか?
本当にそうでしょうか?
そういったところを今回は力学の視点から考えていきたいと思います!
ここまでが無料で読める内容となります。
以下では「【番外編】関節運動の仕組み〜力学の視点から捉える〜」について詳しく解説しています。
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