[詩] さんぽにでかけよう

はるだよ
さんぽにでかけよう
おひさま　ぽかぽか　
いいきもち

さんぽにでかけよう
とりが　ないているよ
ピピピピピー

さんぽにでかけよう
つくしがかおをだしたよ
あいにいこう

さんぽにでかけよう
はるかぜ　そよそよ
くすぐったい

さんぽにでかけよう
はなが　さいている
あいにきてっていってるよ

あめだね
さんぽにでかけよう
あめにぬれるのもわるくない

さんぽにでかけよう
かさをさして
かさにあたる雨の音は
素敵だよ

さんぽにでかけよう
みずたまりを歩く音は
楽しいよ

さんぽにでかけよう
かえるのなくこえは
ゆかいだよ

さんぽにでかけよう
かたつむりが歩く音は
静かだよ


夏だよ
さんぽにでかけよう
おひさま　きらきら
まぶしいよ

さんぽにでかけよう
せみのなく声は
せわしない

さんぽにでかけよう
ひまわりに会いに行こう

さんぽにでかけよう
暑い日の
こかげはきもちいい

さんぽにでかけよう
水遊び
楽しいよ

さんぽにでかけよう
夜の花火は
きれいだよ


秋だよ
さんぽにでかけよう
秋の月は
本当にきれい

さんぽにでかけよう
とまっていたら
とんぼとともだちになれるかも

さんぽにでかけよう
あかいはっぱ
黄色いはっぱ
ちゃいろの葉っぱ

さんぽにでかけよう
葉っぱを
かさこそふみならそう

さんぽにでかけよう
秋の夕日を
ながめながら


ふゆだよ
さんぽにでかけよう
さむいね
ほわほわ　ゆげがでる

さんぽにでかけよう
雪は白くて
きれいだよ

さんぽにでかけよう
雪に足あと
つけようよ

さんぽにでかけよう
霜柱のうえを
ざくざくあるこう

さんぽにでかけよう
寒くても
てをつなげば
温かい

いつもいつだって
手をつないで
新しい世界は
きみを　待っている