デール・カーネギーの話し方3つの原則
みなさんこんにちは!
今回は人前で話すときの効果的な話し方というテーマでデール・カーネギーが教えてくれている3つの原則をみなさんにシェアしたいと思います。
この原則はとても重要なポイントで私自身も普段意識しながら話しています。
彼の言う3つ重要原則は次の3つです。(『カーネギー心を動かす話し方』(ダイヤモンド社より引用))
1、経験や学びを通して得たものを話す
2、みずからが心を掻き立てられる主題を選ぶ
3、聴衆にぜひ聞いてもらいたい話をする
この3つです。
まず1番の「経験や学びを通して得たものを話す」に関してですが、基本的には人は誰から聞いたことや、本で読んだことを聞いてもあまりピンときません。一方、その人自身が経験を通して学んだことや、感じたことに関しては、非常に興味は深く聞き入るものです。
経験や学びを通して得たものを話す、ということが実はすごく実行しやすいことでもあるので、まずはこれを練習しましょう。
実際に私自身がそうでした。とにかく何か話すことに迷ったら、自分の経験や学んだことを探す、人生が教えてくれたことを見つける、というようにしていました。
例えば、いきなり話してください、ということもあります。そんなときこの教訓があると、すぐに自分の体験(エピソード)などを述べ、そこから何を学んだかを言えば、すごくいい話ができます。
これは私の経験上ですが、自分のエピソードを語る人の話は、その人がたとえどんな人であろうと引き込まれます。
人は人の話が好きです。この心理を応用すれば1の教訓は納得いくものであるということがわかります。
次に原則2ですが、「心から伝えたいことを話す」、ということです。
これは話すときの熱意に関係してきます。人はどうしても人に伝えたいと思うことほど、話をしたくなり、また伝えやすくなります。人前で話すことに慣れていない人もまずは、この「自分が本当に伝えたいこと」を探して話してみてください。
話すときの熱意が全然違うことがわかるでしょう。人はあなたが熱意を持って話すことほど強く引き込まれます。
最後3つ目の原則ですが、「聴衆に聞いてもらいたいことを話す」です。
これはとても重要で、実は、人は「自分と関係する話」つまり自分ゴトの話に引き込まれやすいという原則があります。
主婦にとっては政治の話よりも、スーパーの安売りの話の方が引き込まれやすいのです。
これは人前で話す時に、誰に対して、何を話すかが大事であるということを意味しています。
先に述べたように主婦が聞き手の場合にはお堅い政治の話だと、寝る人も出てくるでしょう。
このように、聴衆が誰であるかを把握して、常にどういう話であれば引き込めるか、聞いてもらえるかを考える必要があるのです。
逆にこのことをおさえておけば、一人よがりな話し方になることはないでしょう。
人前で話すことはこのように常に、話し手と聞き手の関係性で成り立ちます。
このことを忘れずに話す練習をしていくと良いでしょう。
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