うまく話そうとしなくていい、大事なのはあなたらしく話すこと
みなさんこんにちは!
今日も話し方について書いていきます。よく人前で話すとき、どうしたらうまく見せられるか、どうしたら褒められるような話し方ができるか、と考える人が多いのですが、実はこれ、根本的に違っていると言えます。
デール・カーネギーは名著『心を動かす話し方』(ダイヤモンド社)の中で
「人生があなたに教えたことを話しなさい。そうすれば、私はあなたの話に熱心に耳を傾けるでしょう」
と言っています。
つまり、あなた自身が体験したこと、感じたこと、悩みもがき苦しんだことを、人は聞きたいということです。
よく本に書かれたことだけを自分のことのようにして話す人がいますが、これはまったく興味をそそりません。それは、彼自身の話ではないからです。宇宙でたった一人の唯一無二の話ではないからです。
我々は、体の作りも、考え方も、感じ方も全て違っています。そういう人間が、同じ世界で生きたとき、あなたが何を体験し、どう感じたか、を話すことがとても大事なことなのです。あなた以外にそれを表現できる人はいないからです。
ですから、今日の教訓はこれです。
うまく話そうとするな、あなたらしく話せ!
これをぜひ徹底してください。よく自分の話をする前に、うまい人が出てきてすごく拍手喝采を受けていると尻込みする人がいますが、この考え方を染み込ませておけば、そんなに自分を卑下することはなくなるでしょう。
あなたはあなた自身の話をすればいいのですから。
かつてリンカーンがあの有名な「人民の人民による人民のための~」の演説をしたとき、彼の前に演説した政治家は人々から拍手喝采を奪っていきました。しかし、結局、人の心を最終的に勝ち取ったのはどちらでしたでしょうか?
たった数分間の話をしただけのリンカーンだったのです!
彼は彼の言葉で(引用を用いていますが)表現したのです。それがたとえ短い言葉であっても、人の心を鷲掴みにしたのです。
ですから、今日の教訓はぜひあなたに覚えておいてほしいです。あなたらしく話すこと。あなた自身であること、これが一番大事な話し方です。
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