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【初note】地球のリズム

初noteということで、自己紹介がてらサーフィンのことを書こうと思います。

突然ですが、僕はそこそこ海から遠い「京都・宇治」に住んでいながら、むかしからサーフィンをやっております。子どもが生まれてから行く頻度は、月に1〜2回程度になっちゃいましたが、それまではほぼ毎週。平日は京都で仕事して、週末になったら海にいる生活でした。

そんなサーフィンは、僕にとって「生活の一部」であり、「アイデンティティ」であり、「ライフワーク」になっています。

"週末になったら海に行く"

朝起きたら歯を磨くと同じ感覚です。

“海で波に乗るスポーツ”であり“文化”でもあるサーフィン。
その魅力は、まじで色々お話できますが、今日はそのうちの1つを紹介したいと思います。

それは
地球のリズムに合わせて選択できる心地よさ】
です。

カバー画像は先週(5/18)に伊良湖(愛知)でサーフィンした時に撮った日の出の写真です。
みなさんは最近、日の出を見ましたか?普通に生活していたら意外とないと思うんですよね。
こんな朝日を見れるはほんとにサーファーの特権なんです。

サーフィンは波に乗ります。

波は順に間隔をあけて岸に向かってやってます。
特に大きな波は「セット」といって、一定期間をおいて2〜3本続けてやってきます。

ぼくは、その岸に波が到達する間隔を、地球が生み出すリズムと捉えています。

つまり、僕たちサーファーは、音楽にのるように地球のリズムである波に乗っているんです。

地球のリズムを感じるのは波だけではありません。

サーフィンにも良い波と悪い波がありますが、1日のなかで良い波が来やすい時間帯というのもあります。その時間帯を左右しているのが、潮の満ち引き
もちろん、潮回りは毎日変化しますし、ポイント(各ビーチ)によっても満潮付近が良い、干潮付近が良いとかあります。

あとは、冒頭でお話した日の出と日没という地球のリズムもありますね。当然、明るくないとサーフィンはできません。
さらに、早朝や夕方は、風が止まって良い波がやってきやすい時間帯です。

このように、僕たちサーファーは良い波に乗るため
 ・波
 ・潮の満ち引き
 ・日の出と日没
この3つの”地球のリズム“に乗り、合わせて海での行動を選択しています。

これが最高に心地良く贅沢なこと。と僕は感じています。

1日24時間と区切られ、特に日本は”完璧な時間割り“のなかで回っている社会。効率はものすごく良いし、安心であり安全です。でも、

定刻どおり動かなければいけない。

という「〜しなければいけない」に支配され、焦らされ、疲れちゃいませんか?それに支配されると選択肢がなくなります。

そういった支配から解き放たれ、
”地球が生んだリズム“に合わせて過ごせるが、サーフィン。

社会のために作られた24時間の”時間割り“とは違って、効率は悪いし、毎日変化もする”地球のリズム“。
でも、それに抗わずに、身を委ね、合わせ、選択することが、人間本来の時間の使い方のような気がします。
この社会で生きていながら、それに気づき味わえるのはすごく贅沢なことと思っています。

ぼくのような週末サーファーは、月曜からまた“決められた時間割”の社会に戻っていくわけですけど、週末に"地球のリズム"を味わっていると、いつもの社会がちょっと違う景色で見えるんですよね。

こういうサーファー的な感覚は、僕がこの社会を生きるなかで大切にしたいことと思っています。

それを忘れたくないという想いで結婚指輪には

As the Waves of Rhythm

というワードを入れてたりします。

サーフィンはなー、ハードル高いなーという方も、まずは「日の出とともに起きてみる」ということや、「月の満ち欠けを見てみる」ということを意識して“地球のリズム”を感じてみてください。

それだけで、心地よさや贅沢感を味わえるかもしれません。


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