「私お金ならあるんだよね。ソープで働いているから」 20歳だという彼女は前を向いたま呟いた。 自慢とも嘆きともとれない声色で続けて話し始める。 「飼われたいバンドマンがいたら紹介して。童貞の子で」 歴代の彼氏はギタリストやドラマー。 バンドマンにしか魅力を感じないぐらい歪んでしまったと彼女は笑いながら話す。 薄紫のアイシャドウに品のいい口紅。 曇り空に浮かぶいくつかの街灯に照らされた横顔は綺麗だった。 ふらふらと歩く彼女の悲しみに触れた気がした。 認めてほしい。理
蔵前で珈琲の焙煎とチョコレートの製造をしている「蕪木」 先日、銀座の蔦屋で購入しい味わったがめちゃくちゃうまい。 まず珈琲。 新鮮。注水した途端膨らみ出す。 このまま溢れるんじゃないかぐらい膨らんでくる。 風味に関しては器具や温度によるところもあるので細かくは記しませんがまぁめちゃくちゃうまいです。 チョコレートもその珈琲に合わせて作ったようでなんとも言えないほろ苦さに心が沁みた。 蕪木祐介さん 本も出したりマルチに活躍されてそうですね。 菓子製造で経験を積みつつ、珈
農家の方の考えで仕事と生業はこう分ける。 「仕事はこれから田んぼにするところを耕したり草むしりしたりする事。 生業は野菜や米を作ったり、それを売ったりする事。」 仕事は未来の為、すぐにはお金にならない。 生業は生活の為、今日、明日を生きるのに必要な事という意味だそうだ。 僕の親戚は農家だ。ぶどうを作っている。 ぶどうの出荷時期が夏休みに重なっていて、収穫、梱包、出荷と忙しそうにしているのを尻目に盆地の暑さにうなだれていた幼少期を思い出す。 農家の1年はその時期が忙しいだ
ふと思い立ちnoteをはじめます。 僕の仕事はコーヒー事業の責任者です。同時にバンドでギターを弾いています。生活の基盤は会社員として、音楽活動は現在のところ収入には至っていません。 このnoteでは副業ミュージシャンとしての生きていく過程を書いていこうと思います。 ドキュメンタリーですね。 僕の仕事や音楽活動を中心に副業ミュージシャンから複業ミュージシャンへ。3年間かけて両軸を軌道に乗せたいと考えています。 20代前後から音楽活動をしながら働いて遊んで、、、 なかな