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伝えることについて

(※今日の内容を音声で楽しみたい方はコチラからどうぞ(^^)↓)


僕は普段からこうして好きで文章を書いたり、イラストを描いたり、ラジオで話しているのだけれど、ふと自分のやっていることは「伝えること」が多いなあということに気づいた。

これは特に意識してそうしたわけではなくて、シンプルに自分ができることってなんだろう?自分が年を重ねても続けられそうなことはなんだろう?と考えてみた時に、浮かんできたのが「文章を書く」「絵を描く」「しゃべる」という3つだったというだけである。

まあそもそも、その浮かんだ3つはそれまで全くと言っていいほど経験がなかったことばかりだったのだけれど、ラッキーなことにその3つとも、コツコツと続けているうちに好きになってきてこうして今も楽しくやっている。

だから「誰かに何かを伝えたい!」みたいな強い気持ちも特になく、ただやってみたいからやるという理由で始めたものだから、基本的にそのスタンスは変わっていない。

もしあるとすれば、過去の自分に向けて手紙を出しているような、そんな感覚はある。

過去の自分がちょっとでも気持ちがラクになって、生きやすくなるようにというのか「ああ、こういう生き方をしている人もいるんだから、自分だって大丈夫だ」みたいに感じて欲しいというのか、自分がキツい時に欲しかった存在に自分がなるでもないけれど、そんな気持ちで文章を書き、イラストを描き、ラジオで話している。

伝えると言ってもいろんな方法があるけれど、僕はこうして文章として書くであれば、割と自分の気持ちをそのまますんなり出せるから楽しいのだけれど、これが誰か人と話すとなると、なかなかすんなりとはいかなくて、伝えたいことの50%も伝わっているかどうかみたいな感じになる。

まあこれは、伝え方にも向き不向きもあるのだろうし、僕は人見知りだし、緊張するのもあるから、話して何かを伝えるということは、あんまり向いていないのだろう(とほほ)。

とはいえ、人の話を聴くことは好きで、そういう時はあんまり緊張しないというのか、楽しくできるのだけれど、これが自分のことを何か伝えるとなるとなんというか、話しても言葉がどんどんこぼれ落ちていくようなそういう感じになる(どんな感じだ)。

それでも若い頃よりは、多少は話すこともできるようになってきたのかもしれないけれども、やっぱりコミュニケーションというのは難しいなあと感じる時もある。

例えば自分の伝えたいAということを相手に伝えても、そのままAとして伝わるというのはわからないし、もしかしたらBというふうに、ちょっと違って伝わっていることもあるかもしれない。

だから話していても「ああ、なんだか自分の伝えたいことがうまく伝わらないなあ」と感じてしまう時もあるし、それはもしかしたら相手からしてもそうなのかもしれないなあとも思う。

伝えるということはなかなか難しいと感じるところもあるけれど、だからこそやってみる価値があるというのか、ひとつの方法がうまく行かないなら別のやり方、自分に向いているやり方でやっていいだろうし、何より自分の感じた気持ちを誰かと共有できた時は、なんとも嬉しい気持ちになるからこれからもいろんな形で伝えることを続けていきたい。

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