文章を3年ほど書き続けて感じたこと
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今日で、文章を書き始めてから3年が経った。
1年前の今日にも、おんなじようなことを書いたと思うのだけれど、正直なところ、3年も経ったという実感が全くと言っていいほどない。
そして三日坊主のめんどくさがりの怠け者の自分が、よくもまあ3年も続けているなあと、自分のことなんだけど、なんだかびっくりである。
3年だから、2021年の今日、7月3日から続けているわけだけれど、文章は毎日は書けない日もあるけれど、文章をアップすることは毎日、なんとか続けてきた。
なので日数にすると1095日となるわけで、それもまたすごい数字だなあと思うのだけれど、普段はそういうことは全く意識せず、今日ひとつ文章を書いてアップする、また今日は今日で文章をアップするということを、淡々と続けている感じである。
だから、なんというか振り返ってみると、ずいぶん歩いてきたなあと感じるけれど、基本的には目の前の一歩を進める、ということしか考えていないし、気持ちは「今ここ」にいつも向けるようにしてきた。
まあ文章を書くことに限らず、生きることもそうなんじゃないかなあと感じていて、僕は今40才だけれど、日数にするとかなりの数字になるわけで、とはいえ「おお、今日で何日連続で生きているぞ!」みたいに、毎日のように意識するわけではない。
いつも目の前にある「今ここ」という瞬間を生きて、その瞬間の積み重ねが1日になって、1週間になって、1ヶ月になって1年が経ち、またひとつ年を重ねていくということなんだと思うし、人生にしても、文章を書くにしても同じことというのか、いつだって目の前の「今ここ」を生きることの積み重ねであるなあと感じている。
この1年間で僕もそうだし、僕の人生も大きく変わってきた。
去年の8月くらいからちょっとずつ外に出るようになって、これまで全くといっていいほど行ったことのないイベントに行ってみたり、人見知りな自分が、人に会いに行ってみたりということをするようになった。
そうやって、頭であれこれ考えて何もできなかった自分が、自分の感覚のままに動くようになったら、ものすごい勢いで、しかも流れるように、なんだかスムーズに人生が楽しく面白いものになってきて、それは今も続いている。
そしてその時その時の経験だったり、出会いだったり、そこから気づいたこと、感じたこと、学んだことを文章にして書くことで自分に落とし込んできたというのか、「これってこういうことか」みたいな体験をたくさんしてきた。
きっとこれからも、さらに自分の人生は軽く自由で楽しいものになっていくように感じているし、それをまた1年後に振り返るのも楽しみである。
石の上にも3年という言葉があるけれど、僕にはそんな根性はないし、飽きっぽいし、何かひとつのことをひたすらやり続けるということは得意ではない。
それでもこうして、3年ほど文章を書き続けることができているのは、やっぱり文章を書くということが好きなのだろうし、今ではほとんど生活の一部になっているから、仕事でもないし、趣味でもない、シンプルに「日常」になっているのだと思う。
これからも、僕の文章を書くスタンスは変わらず「過去の自分を救う」であり、「過去の生きるのがキツくて、消えたかった自分が、読んだら気持ちが少しでもほっとするような文章を書く」ということを、続けていきたい。
なんだか不思議なことのようにも感じるけれど、「過去の自分がその時にいて欲しかった存在に、今の自分がなる」というのか、最初からそういうつもりではなかったけれど、文章を書き続けているうちにいつの間にかそういう気持ちが芽生えてきて、それが今の僕の文章を書くベースになっている。
そしてとてもありがたいことに、自分のことしか書いていない、だいぶパーソナルな内容の文章を読んでくれる人がいるというのは、とても嬉しいし、思ってもみなかったご褒美をいただいている気持ちになるし、とても自分は恵まれているなあといつも感じている。
これからも続けられる限りは文章を書いていきたいし、またどこかのタイミングで、振り返ってみた時に見える景色がどんなものか、今からとても楽しみにしている。
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