やっぱりお菓子づくりは楽しい
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今月、2月は奥さんの誕生日の月で、つい先日に奥さんの誕生日を迎えたのだけれど、久しぶりにチョコパウンドケーキをつくった。
なんというか、若い頃にはそれぞれで何かを買ってプレゼントしたり、誕生日のケーキも買っていたと思うのだけれど、今では僕は欲しいものが特にないし、奥さんもあれが欲しいこれが欲しいというタイプではないので、いつの間にかモノを贈るというより何かちょっとした食べ物を買うなり、つくるなりして贈るみたいな感じになった。
確か去年の誕生日にもチョコパウンドケーキをつくった気がするのだけれど、僕はそもそもお菓子づくり、といっても今のところスコーンとパウンドケーキくらいしかつくれないし、バリエーションを増やすというよりは、気に入ったものをずっとつくり続けるという感じなので、今年もチョコパウンドケーキということになった。
奥さんは誕生日につくったチョコパウンドケーキを喜んで食べてくれたのでとても嬉しかったし、ただケーキを買ってプレゼントしたのとはまた違う喜びがあった。
パウンドケーキは材料を混ぜて型に流し込むというものだから、いろいろとできそうだけれど、チョコパウンドケーキはやり方も材料もわかるし、おいしいので、新しいメニューは来年にやってみようと思う、たぶん。
チョコパウンドケーキは僕のような不器用でもできるから、お菓子づくりを始めてみたいけれど、何からやってみたらいいかわからないという人には、チョコパウンドケーキをおすすめする。
まあ別にチョコパウンドケーキでなくても、好きなパウンドケーキ、自分が食べてみたいなと思うパウンドケーキをやった方が「やってみよう!」という気持ちになれるし、僕もなんとなく「チョコパウンドケーキを食べてみたい」と思ったのがそもそものきっかけである。
お菓子といってもいろんな種類があるのだろうし、日頃からつくっている人もいるだろうけれど、僕は習慣的にやっているわけではないし、気が向いた時とか、奥さんの誕生日みたいな時にしかつくらないので、1年を通しても数えるくらいだと思う。
それでも、やっぱりお菓子づくりは、やってみると楽しいなあと毎回のように感じる。
別にたくさんのお菓子をつくれなくても、自分でつくって楽しくておいしいお菓子を2、3種類つくれたらそれで十分でないかという気がするし、新しいメニューにチャレンジしてみようというのもそれはそれで楽しいことである。
まあ、自分でお菓子屋さんとかをやるのであれば、それなりの知識とか技術とか経験も必要なのだろうし、いろんな種類のお菓子をつくれるようになっておいた方がいいのかもしれない。
けれど、僕の場合のお菓子づくりというのはそもそも「自分が食べたいものをつくって食べる」というのがテーマにあるので、まずできるだけハードルを下げて始めるし、難しいそうだなと感じたらやらない。
たいていレシピをさっと見て、材料が簡単に揃えられる、もしくは少ないもので道具もたくさん使わなくて、つくり方も簡単そう、これなら自分でもできそうだなあと思ったら、とりあえずやってみる。
とはいえ、スコーンとかチョコパウンドケーキみたいに何回もつくるものもあれば、1回だけやってみてもうやめたお菓子も数々あるから、やっぱり何事もやってみないことにはわからない。
何はともあれ、お菓子づくりは自分でつくって自分で食べるという楽しさもあるし、「おいしいなあ」と食べてくれる人がいることが何よりの幸せだと思うから、これからもお菓子づくりはマイペースに続けていきたい。
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