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人生という体験型なぞ解きゲームについて

(※今日の内容を音声で楽しみたい方はコチラからどうぞ(^^)↓)


「人生」というと、「よくわからないけれど、何だか壮大なもの」というふうに昔はとらえていたのだけれど、今では割と軽く「いろんな経験をする楽しいなぞ解きゲームのようなもの」くらいに思っている。

まあ、人生をどういうふうにとらえるのかは人それぞれだろうし、人それぞれでとらえ方は違っていていいんだと思うし、人の数だけ「人生ってこういうものかなあ」というのがあった方が楽しい気がする。

僕としては人生で何か成し遂げたいみたいな、なんだろう、何かで有名になるとか成功して大金持ちになるとか、そういう野望みたいなものも特にない。

日々を淡々と、それでいて小さくても確かな幸せを感じながら、家族や仲間のみんなとのんびりと楽しく過ごせていけたらもうそれで十分、百点満点という気持ちで生きている。

ただ、なんだろう人生の意味が欲しいというわけでもないけれど、自分にとっての真実みたいなもの、を知りたいというのか「そうか、こういうことだったんだ」みたいな感覚を、人生で体験してみたいという気持ちがある。

それはなんというか、頭であーだこーだと考えることを超えたところにあるというのか、それこそ魂のレベルでといえばいいのか、例によってスピリチュアルなことはよくわからないけれど、誰かに「人生はこうでこうで、こういうことなんだよ」と説明してもらうのではなくて、自分でいろんな経験をして気づきや学びを得て、自分の人生のなぞ解きをするというのか「ああ、これってこういうことなんだ」というのを自分で体験して、自分にとっての真実みたいなものを知りたい。

なのでもしかしたら、僕にとっての人生というものは知的好奇心を満たしていく旅みたいなことになるのかもしれないけれど、経験したことのないことを経験してみるとか、「これってどういうことなんだろう?」という、なんだかふわふわしていたことがしっくりくる感覚を体験していくことで自分の世界が広がり、さらに軽く自由に生きやすくなっていくのが今はなんとも楽しい。

それは、今までこれは必要だろう思っていたモノをある時「あれ、これってなくても実は大丈夫かも?」と思ってひとつ手放した時、あるいはずっとしがみついていた考え方、常識、普通が、ある時に「あれ、こういう考え方もいらないかも?」みたいに感じてパッと手放せた時、そういうなんだろう、自分の持っている、いつの間にか抱え込んでいた荷物をひとつひとつ手放して本来の自分に戻る感覚というのか、それはこの世界にやってくる前の自分なのかはわからないけれど、そういう軽くて自由な感覚を感じられた時はなんとも嬉しい気持ちになるし、人生って面白いなあと感じる瞬間でもある。

しかもそういうことを思うようになったのも、ここ最近というのか人生も折り返しくらいになって、ようやく自分で自分の人生を歩き始めたというのか、誰かの道でなくて自分の道を進み始めたように感じているし、僕にとっては、今がそのタイミングだったんだと思う。

これからもどんな経験をして、どんな気づきや学びを得て、どれだけ軽く自由に人生を生きられるのかが楽しみでしょうがないし、自分にとってのほんとう、真実みたいなものも探しながら、このゲームを楽しく続けていきたい。



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