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自分の価値観がグラグラと揺らいだ経験について

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とてもありがたいことに、今の自分は1年前の自分が見たらものすごーくびっくりするくらいに人と出会い、人とつながらせていただくようになった。

そしてなんというのだろう、歩む道、旅路は人それぞれでも、向いている方向は同じというのか、そういう人たちと立て続けにどんどん出会い、つながるようになってきたし、それは今も現在進行形である。

そしてそうやって人と出会い、つながることでこれまでの自分ではできなかった経験もたくさんするようになり、それによって自分のこれまでの価値観がグラグラと揺らいでいるのを、まざまざと感じている。

つい最近も、古民家に住んでいる友だちの家に遊びに行かせていただいたのだけれど、もうものすごく楽しくて、あまりにも僕の普段の生活とは違っていて、とてもいい意味でぶっ飛んでいて、自分の価値観が根底からグラグラと揺さぶられる、最高なひと時を過ごすことができた。

その友達の古民家は、前から興味があって行きたかったのだけれど、たまたまそこで集まりがあることを教えてもらい、僕も参加させてもらうことになった。

そこに集まるのもみんな友だち、と言っても、僕が勝手にそうよばせていただいているわけで、しかも全員が出会って1年も経っていない人たちばかりなのだけれど、一緒にいても何を話しても、ものすごく楽しい。

まさか自分がこの年になって、こうやって出身も住んでいるところも年齢も違うのに、こんなに楽しく一緒の時間を過ごせる人たちと出会えたのは奇跡じゃないのかというくらいに感じているし、もう感謝しかない。

古民家までの道のりは教えてもらって車で向かったのだけれど、まずアスファルトから砂利道になり、そこからしばらくなかなかのデコボコがあり、道路の幅も車1台分という道を走った。

最初は「こっちでいいんだよな?」という気持ちになっていたけれど、そのうち探検しているみたいで、なんだか楽しくなってきてきたころに大きな、立派な茅葺き屋根のお家が目の前にあらわれた。

なんとなーくの僕のイメージが吹き飛ぶくらいに、素敵なお家で、そのまわりの自然もとてもとても素晴らしくて、すぐにこの場所が好きになった。

みんなも揃って、お家を探検して、子供のようにはしゃいで、囲炉裏を囲んで晩御飯を食べ、遅くまで話をして、みんなはたっぷり、僕はちびっとだけお酒を飲みながら過ごした。

お家にはテレビはないし、スマホの電波も入るか入らないかという感じだったけれど、そんなこと全く気にならなくて、それこそ写真を撮る時以外は、スマホをほとんど見なかったというのか、存在もほぼ忘れるくらいだった。

僕にとっては初めての本格的な茅葺き屋根の古民家はもちろん、なんだろうスマホもパソコンからも離れて、みんなでちょっと作業して、ご飯を食べて、話して、お酒を飲んで、寝るというただただシンプルなことがものすごく楽しかったし、生きるってもうこれでいいんじゃないかと思えるくらいに、自分の価値観がグラグラと揺らいだ。

家に帰ってきたら、なんというか夢を見ていたんじゃないかと感じるくらいに、友達のお家での過ごした時間と、普段の過ごす時間が違いすぎたし、きっとこの経験はこれからの自分、そして自分の価値観に大きな変化を与えるものになるし、その自分の変化もどうなるのかがとても楽しみである。

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