『悪い人ではないんだけどね』の真意

大人になればなるほど、よく聞くようになったなぁ…と思う言葉。

『悪い人ではないんだけれど…』

批判的な意見の後に付けますよね。

そのままその言葉を受け取ると批判的なように聞こえるが、悪い人ではない…

それってなんなの？どういうことなんだ？
そう思いませんか。

だけど、よく聞きます。
特に「踏み込むべきかわからない関係」の時に、よく使われると感じます。

踏み込むべきではないのになぜ？

踏み込むべきではないくせに踏み込んだ挙句、なぜそんな事を言うのか？
しかも第三者に伝える。

意外とそれって酷くないですか？

なんかちょっと違和感…なくせに、飛び込んでみて。
やっぱりちょっと…と否定系。

言われる方に非があるのか。
それとも言う方に非があるのか。

認め合ってるのか、認め合ってないのか？

まあ、おそらく、認め合えてないのでしょうね。

もともと、そんなに合わないと思っていたけど、たまたま偶然過ごす場所が一緒になったとかで、相入るしかない！となったから意思の交流をしてみた。しかし、やっぱりしっくりこなかった…と言ったところでしょうか？

ちょっとした知り合いくらいなら、その後付き合わなければいいですし、知っている人だとしたら、これからのお付き合いの距離を少し遠くに置いたらいい。

ではなぜ？
わざわざ『悪い人ではないんだけどね』と言うのか。

ちょっとあの人、性格悪いで！
って事を言いたいんでしょうね。本当は。
そして、自分が言うてる事を正当化しようとしている。悪い人ではないんだけれど、ちょっぴり苦手…それを遠回しに言っている。
しかも第三者に伝えている。

『ワタシにこれ以上近付けないでね…』そんな気持ちなのかもしれないし。

『アナタも気をつけてね…』なのかもしれないし。

ただ言えることは。

そんな一言で左右されないこと。
自分でちゃんと判断すること。

『悪い人ではないんだけどね。』

その言葉を発した人の真意はわかりません。
だからこそちゃんと自分で確かめないと。
悪い人ではないんだけど、どうなのか？
その人を知ろうとする。
知ることで好きになるかもしれないし、知ることで良きパートナーになるかもしれない。
人と人との組み合わせは、パズルのように決まった形では無いはず。
無いモノを持っているから羨ましい…で妬むのではなく。どのような考えを持って、どのように進んでいるのか。
敬遠するのではなく、知ろうとする。
ただそれだけ☺️

あーやこーや、言う必要なんてないんだよね。

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