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一緒にいられると思っていた


前回の記事にたくさんのスキをしていただき、嬉しいです。お時間を割いて読んでくださりありがとうございます。


さて、タイトルにもありますが。
休職する少し前、1年ほどお付き合いした彼とお別れしました。

彼の心に少しずつ棘を刺して、自尊心を傷つけてしまいました。最後は私が地雷を踏んで、2人を結んでいた僅かな心の繋がりを自分で壊してしまいました。

夏に骨折した私は、秋に身体が万全では無い状態で復帰しました。
のんびり穏やかに過ごしていた日々から一転し、本当に忙しなくて、やることはたくさんあるけど「あ、この動きは痛いな、怖いな」「階段の上り下り、思っていたよりできてないな」などなど。自分の動きに制限があるし、仕事はなんだか毎日怒涛だし。一気にストレスフルな状態に。

仕事とプライベートで、気持ちの境界線を自分で作り出せなかったことが後悔です。
それと、私も考えすぎちゃったり気にしちゃったりするところがあるから
少し未来の見通しを持ちたい私。「近い未来の話」を考えすぎてしまって、小さないろんなことに心がかき乱されてしまって。
自分の不安を彼にぶつけてしまっていました。

仕事がうまくいかないとき、恋愛もうまくいきません。
前の彼氏と別れた時も仕事がうまくいってない時でした。(笑)
そのときは、「俺の理想の付き合い方と違う」と言われました。

私のウィークポイントを考えてみました。

・仕事とプライベートの境界線作りが下手
・極限まで疲れてしまうと笑えなくなる
・頭が働かないので話のネタを提供できなくなる
・「〜すべき、しなきゃ」と白黒思考に拍車がかかる

などなど。疲れると頭も体も凝り固まってしまて、
今の私は一緒にいて心地いい人であるか、と客観的に見る思考が無くなってしまうんですよね。
「仕事で疲れた!今日は彼に会う日だった!話そう、甘えさせてもらおう」ってできなかった。

今となっては、別にLINEに即レスしなくていいし、「今日会う?」と急に言われた時も、私が疲れているなら「今日は疲れたから早く帰って早く寝るね、可愛い私であなたに会いたいから」って、正直に言えばいいと思うんですよね。

仕事復帰したばかりで、一人暮らしの生活基盤を思い出そうとしている最中に恋愛が破綻するショックは大きくて、まだ立ち直っていません。笑

「余裕がなくて優しくできなくてごめんね」「もうちょっと待ってね、そしたら仕事に慣れてくると思うから。ごめんね」と謝ったから、少しはわかってもらえたかな、次から気をつけよう。そう思っていました。
その考え方は、よくなかったです。

私が彼に少しずつ刺してしまった言葉と態度の棘が彼の中で集約され一つのナイフとなり、別れ話をした時に矛先がまっすぐ私に向いて刺さってきました。
「俺がどれだけあなたに尽くしてきたか知らないでしょ」

そうだね。

ごめんなさい。

恋愛は、タイミングと自分の心のゆとりが大切だと思います。彼と過ごした1年間はとても楽しくて、幸せで、人を愛することと人から愛されることを知った素敵な経験でした。


「幸せになってね。」と言ってくれた時、「俺はあなたを幸せにできない」とはっきり言われた気がしました。
「元気になったら会おうね。(よく行って、世間話をしていた喫茶店や飲食店)にまた行こう。仕事の話聞くし聞いて欲しい。話は合うから、話したい」と言ってくれたけど、どうしたらいいんだろう、と少し考えてしまいます。
傷つけられた相手にまた会いたいなんて、思ってくれるのかな。

別れ話をした時の彼の顔が忘れられません。鋭く、光のない瞳を初めて見ました。
優しくて怒らない人を怒らせた私、どれだけ醜いのでしょうか。

恋人ではあるけど、他人。相手の人生の進む速度に口を出す権利はありません。
一緒にいたいのなら、ゆっくり進む方に合わせて歩いたほうがいいと思う。あまりにもゆっくりで時間を持て余すように感じるのなら、自分の趣味とか勉強に時間を割いて過ごした方が自分の人生の充実度も上がると思います。
"待つ"ことが苦手なら、"待っている"と思わないように過ごす方法を自分で考えれば良い。


久しぶりに大失恋をした私ですが、懲りずに次に進もうと思っています。
今は自分のケア方法を身につけたり、のんびり過ごして仕事のことや、やってみたいことにどうしたら取り組んでいけるかを考えたりしようと思います。

そして、もう少し自分の扱いが上手くなって、日々を穏やかに過ごしたいです。
恋人とは、忙しい毎日を乗り越えた先のご褒美になれたらいいなと思います。

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