20年12/5　小説📖パロディ「痔滅の刃」No.45　第二章⑳　🔴一目散に退散

⬜⬜ 姉川の戦い2️⃣

⬜ 騎鹿隊は何処に

大正4年6月25日（1915年）小雨が降る中、炭痔郎と無惨は両村の境界線である姉川を挟んで対峙しました。いわゆる姉川の決戦です。
【姉川の戦い】織田・徳川の連合軍と浅井・朝倉連合軍の姉川での合戦。

無惨側は100の鬼馬隊と

小作人鬼が100人。

対する炭痔郎側は40人の歩兵だけで、

何故か騎鹿隊は参戦していませんでした。

甘痔露蜜璃の諜報（ちょうほう）により、
【諜報】スパイ活動。

エロ鹿69頭を

4月中旬から訓練していることを知らされた無惨は、

僅（わず）か2ヶ月足らずで鹿を戦闘用に使えるはずがないと判断して決行

したことの正しさを、騎鹿隊がいないのを見て確信しました。

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鬼馬隊を先陣に

100人の小作人鬼が、怒涛（どとう）のごとく
【怒涛】激しい様子。

川を渡り始めました。

それに機を合わせるように、炭痔郎達は逃げるように一目散に退避し始めました。

【タイ（退）散】

小高い丘の麓（ふもと）迄追いつめられると、麓を背に真ん中を開けて二手に分かれて追撃に対抗しようとしました。

鬼馬隊が、追いつめられた炭痔郎達46人に襲い掛かろうとしたその時でした。

痔（次）号に続く