20年11/15 小説📚パロディ「痔滅の刃」No.25 第一章㉕ 🔴青天の霹靂
⬜⬜ 「鬼舞都痔家」襲撃7️⃣
⬜ 竈門村に帰還
炭痔郎達41人全員が怪我もなく無事に村に帰還したのは、日が昇り始めた朝の6時頃でした。
無惨を捕まえることこそ出来ませんでしたが、相手を傷つけるような懸念した戦闘もなく帰れたことは、炭痔郎にとっては嬉しい事でした。
炭痔郎達は竈門家の広い土間に座り込むなり、緊張感が取れたのか急にお腹が空いてきて、
女達が用意した朝飯を美味しそうに平らげました。
【青天の霹靂】突然発生する事件や出来事を意味する表現。
お腹が膨れると
今度は急に睡魔が襲ってきて、
手足も洗わずそのまま眠り込む者が大半でした。
<森の 市松>
禰痔子ちゃん、
戦闘が終わったんだから
【終戦の日の8月15日には、各地で灯篭(とうろう)流しが行われます】
銭湯(せんとう)に行こうよ。
<禰痔子>
バ~カ。
<森の 市松>
炭を落として体の炭(隅)々迄、奇麗にしようぜ!
<禰痔子>
バ~カ。
<森の 市松>
それじゃあさあ、
お湯攻めして遊ぼう!
<禰痔子>
キモイんだよ、市松は!
<森の 市松>
仕方ない、
俺が先頭に立って若いもん連れて銭湯に行きますわ。
ご愛読ありがとうございました! 明日から第二章に入ります。
痔(次)号に続く