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【サウナーじゃない人集合】サウナについて熱く語りたい

サウナの魅力

 サウナの魅力とは一体なんだろうか。

 ひと昔、サウナと言えば、「おじさんが楽しむもの」であった。かく言うこの私も以前はサウナはただの我慢大会の開催地であった。

 しかし現在、サウナブームという言葉をよく聞くようになっている。サウナにあまり行かないという人でも、「サ活」や「ととのった」という言葉を耳にすることがあるだろう。

 サウナと水風呂を交互に入るというのが近頃のサウナー(サウナを愛好する人のこと)の方法であるのだが、この方法を「温冷浴」という。この温冷浴の認知度は昨今、急激に上昇している。

 また、認知度だけでなく、サウナに通う人の数も増加していることが指摘されている。「日本のサウナ実態調査2021」によると、2021年にサウナを利用した人は2584万人(23.9%)となっている。

https://kyodonewsprwire.jp/release/202103041811

 サウナはどうしてこうも人々を魅了するのだろうか。

現代におけるサウナの流儀「サウナ→水風呂→外気浴」

 サウナにあまり行かない人は「どうしてあんなに熱い場所で我慢しているんだろう。ドMなんじゃないの。」と思っている人もいるだろう。

 そのような人には、是非一度筆者がおすすめする流儀でサウナを利用してほしい。そして、筆者の方法はおそらく他のサウナ―と比べても大きな違いはないはずである。

 まず、覚えて帰ってほしいのは、サウナは「サウナ→水風呂→外気浴」で1つのセットであるということである。

 決してサウナに入って終わりではない。むしろ、優先度を考えると、「サウナ<水風呂<外気浴」である。気持ちよさ順に並べ替えてもこの順番になる。

 そして、「サウナ→水風呂→外気浴」を2~3セット行う。筆者はサウナの後に何も予定やタスクがない場合は、3セット行うことが多い。そして、午前中や昼過ぎにサウナに行く場合は、2セット行う。

 サウナに行った後は体の力が抜けきってしまうので、頭をリセットしたいという時は回数を少なめにしている。

 では、より細かい流儀について語っていく。

 

「サウナ」


 「サウナ」は大体8分~13分間入る。ただ、この時間は人によって異なっており、自分の体と相談して出ることが重要である。銭湯の注意書きにもよく書かれているが、無理に入ることは体によくない影響を与える。気を付けよう。

 「サウナ」は黙々と自分と向き合う時間と私は位置付けている。哲学者にでもなったのかな、というぐらいに考えている。

 しかし、ぼーっと何も考えないというのもなかなか良いものである。最近はスマホやパソコンを通じて、常になにかしらの情報を受け止め続けているので、このような時間はとても貴重である。

「水風呂」

 水風呂は大体30~60秒入る。温度によっても異なるが。

 サウナにあまり行かないという人は水風呂にあまり馴染みがなく、どうしてあんなに寒い場所に、そんなに長い時間いられるのか不思議に思うだろう。

 その理由は、サウナーは「水の羽衣」を羽織って、水風呂に入っているからである。「水の羽衣」というのは、服のようなものである。水風呂に入り、動かずにじーっとしていると、急に冷たさを感じなくなる。それはこの「水の羽衣」を着ているからである。

 どうして水の羽衣という現象が起きているのかはっきりした答えは知らないのだが、冷たい水とサウナで火照った体の間に膜のようなものでも出来ているのではないかと考えている。

 「水風呂」の注意点としては、あまり長く入りすぎないことである。時々、「これがととのったというやつか。」という人を水風呂の中で見かけることがあるが、気持ちよくなって長時間入っている人を見ることがある。
 
 これは、かなり危ない。あまり長く入りすぎていると、貧血のような症状に襲われるときがある。入っても、1分までが良いだろう。

「外気浴」

外気浴、これのために、私はサウナに行っている。

 水風呂の後、ベンチ等の横に慣れるスペースで、リラックスする。これが「外気浴」の方法である。ただ、休めば良い。そうすると、とてつもない快楽に襲われる。心臓がドクンドクンとなり、頭がしまる感覚というのか。言葉では説明することが難しいが、なんでもできるような感覚になる。

 もはや、合法ドラッグである。

 横になって5分ぐらい経つと、次のステップに進む。

まとめと本の紹介

 なんとなく、サウナの入り方についてはご理解いただけただろうか。最後に、サウナについての理解を深めることができる本を2つ紹介したい。

まず、1つ目は、『医者が教えるサウナの教科書 ビジネスエリートはなぜ脳と体をサウナでととのえるのか?』という本である。

 この本はサウナの効果は入り方等を医学的な視点から解説したものである。医学的といっても、大変読みやすく、著者のサウナに対する愛が伝わってくる良著である。是非、おすすめしたい。

 次に、『マンガ サ道~マンガで読むサウナ道~』である。昨今のサウナブームはここから来たという人もいる。

 主人公がサウナを愛するサウナーで、周りの個性的なキャラクターと共にサウナを楽しむ様子が描かれている。サウナ用語やサウナの施設の情報、サウナーの悩みまで様々取り扱われている。

 彼氏がサウナにはまっているけど、まったく良さが分からないという人はこれを読むと彼氏の気持ちを理解できるようになるだろう。また、彼女がサウナに嫉妬している場合も、黙ってこの本を彼女に渡すと、いつのまにか彼女の方がサウナによく行くようになっているかもしれない。プレゼント用におすすめである。


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