GRIT グリッドやり抜く力 「本物の練習のやり方と、それを続けた効果について」
グリッドやり抜く力 読了しました。
これから何かを始めたい人。始めたけれど壁にぶつかって挫折しそうな人。ずっと練習してるのに上達しなくて悩んでいる人。
特にそんな方に読んでもらいたいです。
GRITやり抜く力/アンジェラ・ダックワース 出版/ダイヤモンド社)
継続は力なりの本当の意味が分かったような気がします。
・最低二年は続けること。
どれだけ苦しくても最低二年は続けてみる。
世間から「天才だ」と言われている人で「やり抜く力」が弱い人は一人もいない。本書で記載されている「意図的な練習(後述)」を繰り返して成長した結果である。
明確な目標と計画をもって情熱を持って挫折し苦しんでも続けていく。
転んでも立ち上がっていく。
**「やり抜く力」は初めから持っているものではなく、何かをやり抜くことで鍛えられていく。その結果、より難易度の高い壁に挑みクリアすることができるようになる。その繰り返し。
その好循環に入ることが大切。 **
・最善を尽くすこと
最善を尽くす。
自分に言い訳をしない。
「これでいいか」ではなく
「これが今の自分に最善である」を常に続けて重ねていこう。
・意図的な練習とは(重要)
練習はただ闇雲にやればいいというわけではなく、「意図的な練習」をしなければ意味がないということ。そしてそれは「大変だけど楽しいもの」であるということ。
最後に「意図的な練習」の4項目を引用で紹介します。
**・明確に定義されたストレッチ目標
・完全な集中と努力
・すみやかで有益なフィードバック
・たゆまぬ反省と改良 **
(引用 GRITやり抜く力/アンジェラ・ダックワース 出版/ダイヤモンド社)
しっかりと目標設定を持って、意図的な練習は集中を持って行い、即座に良質なフィードバックを受け入れ、そして改善し常に最善を尽くしていく。
このことを二年以上続けること。
**一つ一つは簡単なことで誰にでもできることでも、続けていくことが大変で大切。 **
家事も仕事も一日だけなら誰にだって出来る。
大変なのは、それを何年も続けて維持していくこと。
だから、今の自分の生活があることを当たり前だと思わず感謝していきたい。
・人間は集団の影響を受ける**
また、人間は上記に加えて
所属集団の影響を意識・無意識関係なく大きく受ける。
継続を達成するには、周りがやり抜く力が強い集団に入ることも大切。
・おわりに
自分が頑張ることで、周りを好循環に引っ張れるということが分かりました。自分が頑張ることでお世話になっている方々の力になりたいです。
僕はこの本を読んで安心しました。
続けることに意味はあるのだと。
悩み苦しみそれでも重ねていく日々は、決して無駄なものではなく、むしろ豊かな人生に必要なものなのだと。
いつも苦労するとき「なんでこんな目に」と思ってしまうこともありますが、そういうときこそ自分のためになっていると、心から思えるようになりました。
本書の「意図的な練習」を意図して続けていきます。
その先にあるものを掴みにいく。
たった一度の人生。
不幸や病気や不遇なことに愚痴をもらして堕ちていく人生ではなく、壁にぶつかり倒れても何度でも立ち上がり、その壁を越えていく人生にしたいです。
出会えてよかった本の一つとなりました。
初めの写真で気づいた方もいらっしゃると思いますが、今回は図書館で借りた本の感想です。最近の図書館はとても便利になっていますので、ぜひご活用ください。(↓下のは図書館活用法をまとめた記事です)
読んでくださってありがとうございました😊
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